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わたしのともだち

私には大切な友達がいる。高校の同じ部活で同じパートの友達2人だ。

部活で9時〜17時ほぼ毎日生活を共にしていたので、正直、高校生の時はそこまで大切な存在とは思っていなかった。一緒に居るのが当たり前の存在だったんだと思う。


2人の大切さに気がついたある出来事がある。

私は、高校3年生の時に色々なストレスから精神的に体調を崩してしまい、最後のコンクールに出ないという決断をした。

その当時、パートリーダーという役目を捨てて逃げるような形で部活を休部した私を、2人は全く責めなかった。

それどころか「部活を休んだとしても、友達であることに変わりないからね」と温かい言葉をかけてくれて、受験が終わったあとも部活を休部した時のことには触れず、快く迎え入れてくれた。

あんなに優しい言葉をかけてくれるような友達に出会えたわたしは、本当に幸せ者だと思う。あの言葉は一生忘れられない。

あれからもうすぐで3年。2人とは変わらず仲良くさせてもらっている。

私が、「このお店行きたい!あれ食べたい!」と言うと、2人は絶対に「いいよ〜」と言ってくれる。私が選んだお店に行って何気ないお喋りをしながら、美味しいものを食べる。

そんな2人と過ごす時間が、わたしの人生の中でもとっておきの時間だ。

2人もそう思ってくれているといいなぁ〜。


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