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ギャンブラー必読?条件付確率ってやつ

今回からの連載は、ずっと理解できなかった問題について分析してみる。

理解できなかった問題

今、目の前に3つのドア(A、B、C)がある。
A、B、Cいずれのドアの向こう側に現金1000万円がおかれているかを当てることが出来れば、現金1000万円が貰える。

このようなゲームにあなたは参加するとしよう。
ここで、あなたは1つのドアを選んだとしよう。例えば、Aのドアだ。
日頃の行いが良いあなたに、神様が言う。
”Bのドアは不正解です。だから、AかCが正解です。ドアを変えても良いがどうしますか?”と。

さて、あなたは、Aのままにしますか?Cに変えますか?

という問題だ。

そう。これは所謂、モンティーホール問題。様々な本やWeb でも議論されているので、見たことがある人も多いだろうし、その解説も山存在する。

モンティーホール問題の答え

問題の答えはこうだ。
結論:ゲームの挑戦者は扉を変えたほうがよい。
理由:扉を変えない場合,正解の確率は 1/3​ であるが、扉を変えれば正解の確率は 2/3​ になるからである。
Webの一つにはこんなすごくシンプルな答えがあったり、また別のページには Step by Step で、詳細に説明してくれているページもある。

いろんな説明方法もあるもんだなぁと思いながら、正直、理解できるようで理解できない。理解できるような気もするし、理解できいないような気もする。

筆者達の1人が所属する大学の教授は、「あなたたちは、頻度主義しか理解してないから、理解ができないんだ!ベインジアンも理解しろ!」なんて、学生達の統計学の不勉強具合をディスりながらにやりと笑う。

ベイズ統計、ベイズ推論、あるいは、機械学習なんかは、また別の機会に note に連載することがあったらすることもあると思うので、時を戻そう。

モンティーホール問題の答えに対する解説は、「よくわからない」のだ。

理解してるのかどうかは、本連載では一旦脇においておく。今回我々が知りたいと思い調べてみたのは、本当にそうなるのか??

そこで、シミュレーションをやってみた。

シミュレーションの結果

 3つのドアから、一つのドアを選択して、残りのドアのうち、外れのドアを開く。その後、ドアを変更する場合と、変更しない場合で、勝利するかどうかを確認する

そんなプログラムを書いてみた。って、これも、ここにプログラムまで書かれている。

ただ、それを走らせてみる

まずは、100回シミュレーションしてみた場合だ。

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青が変えた場合で、赤が変えなかった場合の勝つ確率。
なんとなく、青の方が買ってる確率が高そうに見えるが、回数が少ないからかいまいちわかりにくい。

ならば、1000回、回してみようじゃないか。野球でいうところの1000本ノックを技術の力でやってしまおう。早速プログラムを回してみる。

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1000回、回すとクリアにわかる。青の方がおおよそ赤の二倍の確率で勝っているのだ。

なるほど。。。神様から外れのドアを教えてもらった後、変更した方が確率が高くなるのは本当なんだな。。。

ここで、ふと疑問に思う。これって、ドアが3つの場合だよな?4つドアの場合や、5つのドアの場合があったらどうなるんだろう。

来週、ドアが4つのパターンとドアが5つのパターンでシミュレーションを解いてみるよ。

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