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プロジェクトマネージメント特性比較 Part5 (Defect Density (欠陥比率、バグ比率) 比較)

アジャイル型とウォーターフォール型を比較してみた

 今回は、前回の生産性分析に続いて、欠陥比率、バグ比率についての分析を紹介する。

 以下のデータ (Table および Equation) は、欠陥比率の比較に使用した開発データの基礎データである。平均については既に述べたが、全対的に ウォーターフォール型が アジャイル型を上回った範囲に分布がされていることがヒストグラム (Histogram 10 - 12) と箱ひげ図 (BoxPlot 4) で見て取れる。つまり全体的に、ウォーターフォール型の値が アジャイル型よりも低く推移している。しかしながら、アジャイル型、ウォーターフォール型共に N数が低く、N数に数えられているものも 0 として報告されているプロジェクトも多いので参考として参照されたい。

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 あくまで参考ではあるが、Table 13 を箱ひげ図にした BoxPlot 4 や Max、Range (Table 13) を見ると、欠陥比率の最大値において、アジャイル型の方がウォーターフォール型よりも大きいことが分かる。つまり、欠陥が多く出るプロジェクトの場合、アジャイル型の方が、ウォーターフォール型より顕著に欠陥が生じることが分かった。
 この目的関数の比較は、p 値が95% Confidence に達していないが、傾向としてはウォーターフォール型の優位が確認された。

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 次回からは、回帰分析を用いた アジャイル型と ウォーターフォール型の 比較を行う。

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