草しか食べてないなんて言わせない【自己紹介#3】
タイトルが勢いよくてすみません。笑
何が言いたいかというと…
結論から申し上げますと…
私はベジタリアンです!🌱🥑🍳🍇
そんな前提を踏まえつつ、前回の記事で最後に述べた「私を救った3つのキーワード」についてご紹介し、自己紹介投稿を締めくくろうかなと思っております😊
前回の投稿はこちら⬇️
1. 外国文化
2023年4月のとある朝、フランス交換留学派遣の最終判断を聞きに行くために大学を訪れました。いってらっしゃい!がんばってね!と明るい声をかけてくださるものだとウキウキしていたのも束の間、その場で派遣中止の通告が対面で言い渡されました。
そのあと私は取り乱しとりあえず電車に飛び乗ると、思うがままに下車してなぜか上野にいました。わけもわからずひたすら涙を流しながら上野の街を歩く。まるでゴーストのように、アメ横の人混みの中や上野恩賜公園周辺をただただ歩く。携帯の電源も切って、お昼ご飯も食べないまま、日が暮れるまで歩き続けました。
流石に疲れて、ふと我にかえったとき、両親の顔が思い浮かびました。これまで20年間、自分を犠牲にして、たっぷりの愛情とともに私を育ててきてくれた、世界でいちばん大好きな存在。私の自慢の、唯一無二の、ママとパパ。急に声が聞きたくなって、携帯の電源を入れると、両親や姉からのたくさんの不在着信が入っていました。
夜、家の扉を開けると、待っていたのは仕事終わりの母でした。玄関の前で、音信不通の私の帰りを今か今かと待ち構えていたそうです。母は、何も言わずに私をただただ抱きしめてくれました。(ちなみに母は身長150cmなので、母のビッグハグに飛び込んだ!という表現は残念ながらできません。😂) 数分間、2人で抱きしめ合いながらワーワー泣いた後、母がついに口を開きました。
「まほ、オーストラリアに行ってきな。」
………………………… 😳😳😳⁉️
………………………… 🇦🇺🐨🦘⁉️
この母の突拍子もない一言が、私のその後の人生を大きく変えました。
オーストラリアと母と私
実は、オーストラリアは母にとって第2の故郷。母自身、高校生の時に夏の短期プログラムでオーストラリアを訪れて、またこの国に戻ってくるぞ!と決意し、高校卒業後1年間留学した場所だったのです。
母も高校生時代、周囲の環境や学業に思い悩んでいたさなかでの渡豪だったため、母にとっても人生の転換期だったのです。母は、あの時自分をオーストラリアに送り出してくれた母(私の祖母)のように、今度は自分がまほの背中を押して生命力を取り戻してあげる番だ、と心に決めてくれたようなのです。🥺🫶
オーストラリアでは、ワーキングホリデービザを活用して1年間滞在しました。
2023年8月の1ヶ月間は、サウスオーストラリア州の小さな町に住む5人家族(+ 🐈🐈⬛) のところへホームステイさせていただきながら、町で唯一のベーカリーでバリスタとして働きました。田舎ならではの体験や、年頃の女の子たちと暮らす体験をさせていただき、改めて家族の温もりや日常生活を送ることのできる大切さを確認することができました😌
9月からは大都市メルボルンにうつり、3ヶ月間語学学校に。2024年2月からは航空業界をメインにホスピタリティを学ぶ専門学校に通い、キャビンアテンダントさながらの実習、ファーストエイドの資格も取りました。メルボルンでは空港のラウンジアテンダントとして働いたり、アサイーボウルのお店でスムージーやアサイーボウルを作りまくったりしていました😼
私を変えたオーストラリア
オーストラリアは多国籍国家ですし、私が暮らしていたメルボルンの中心街は英語以外の言語が飛び交っています。街を歩けばアジアから中東、ヨーロッパのレストランやスーパーがあちこちにあり、地球を丸ごとメルボルンに詰め込んだのかと言ってもおかしくはないほど。
当時の私は世界が恐ろしく暗く見え、自分に自信がなく、ネガティブな感情を常に持っていました。しかし、目に映るもの全てが新しく、好奇心をくすぶられ、久しぶりにワクワク感情が生まれてきたのです。
そして、あまり他人に干渉しない、おおらかでイージーゴーイングなオーストラリアの雰囲気は、私を楽にしてくれました。海外で英語を使いながら、多文化多国籍の環境に身を置いている方が、生き生きしていられる。私のことを愛してくれる人が、向こうから自ら駆け寄ってきてくれる。このような心地よさを体験したのです。
あなたはありのままのあなたでいいんだよ、いちばん自分が心地いいと思うようにしなさい、と言ってくれたインドネシア人の友達や、私の不調を察するとすぐに手を差し伸べてくれてそばにいてくれるニュージーランドの友人、私の顔を見るとすぐに名前を呼んで駆け寄ってハグしてくれる中華系の友達など、本当に素敵な人々に恵まれました。
もちろん英語力も伸ばすことができ、晴れて私の英語はオージーイングリッシュになりました。笑
2. 太陽と自然
拒食症になってからは、母とよくぶつかるようになりましたし、心も病みやすくなってエネルギーが全て内側に向いていく感じがありました。そのため、わたしたちはよく2人だけで旅をするようになりました。2人の関係修復や、母と娘の尊い時間を存分に愛おしむためです。
片道6時間の運転で福島・会津若松に行ったり、
地元の宇都宮に行って懐かしい場所巡りをしたり、
京急線に揺られて逗子葉山に行ったり、
名古屋や近隣市町村を網羅したり。
私たちは2人とも最新トレンドや人気話題スポットには疎く、どちらかというと自然や伝統を感じられる場所を好みます。そして、2人とも見事に晴れ女なので、出かけると必ず晴れます。もはやいつも猛暑です🌞🥵😂
自然の美しさを五感で体感
このような母との旅行を通して感じることは、やはり私は自然と太陽の恩恵なしには生きていけないということでした。そして、そのようなキラキラしたエネルギーを取り込んだら、今度は自分が地球社会に還元貢献する番だ!と前向きになり、ワクワクしてきます。🌿🧚
3. 手作り料理
家族ごはんの重要性
徐々に食べられるようになった頃、私はとにかく「手作り」「オーガニック」「優しさあふれる丁寧で繊細な美味しさ」にこだわるようになりました。限られた胃袋の大きさならば、できるだけ幸福感が高まる食事をしたい!と思い、祖母や母、姉たちと買い物から料理、テーブルセッティングに至るまでを一緒に楽しみ、よく味わい、大切な人と平和に食卓を囲めるありがたさを噛み締めるようになりました。
外食について
また、外食するときには、私の事情を知っている近しい人とのみランチをするようになりました。食べ物に囲まれることや、食事メニュー内容がわからないものに出会うこと、インパクト強めフードを提供するレストランに行くことなどはもちろん苦手。昔はトレンドや人気メニューを追うのも好きでしたが、今は知り合いが作り手として働いているレストランやスムージー屋さんに足繁く通ったり、素材や料理工程のひとつひとつを大切にするヴィーガン/ベジタリアンカフェを開拓したりするのにお金と時間をかけるようにしています🌿
現在の食スタイル
拒食症時代、体型管理のために控えていたお肉は、長い期間を経て久しぶりに食べてみると体に合わないことがわかり、また昔から環境意識の高かったため、
「このままお肉を頂かない選択でいいなあ」
「自分の心と体、そして地球環境や動物の命も守ることができるなら、ウィンウィン、ウィンウィンウィンじゃん🤩🤩🤩」
と思うようになりました。
長い拒食の期間を経て、私の臓器たちは世界最弱小チームを結成したようで😂 オーストラリア時代のお医者様には、IBS(過敏性腸症候群)およびIBD(潰瘍性大腸炎)の疑いがあると告げられました。現在ではお魚もいただかなくなりましたが、自身の健康管理や栄養バランスも考えた上で、比較的環境負荷や自分の消化吸収機能への負担が少ない卵や乳製品の摂取は続けています。いわゆる「ベジタリアン」厳密にいうと「ラクト・オボベジタリアン」(Lacto-ovo Vegetarian)です🍳🧀🍦🥗 そして、オーストラリア時代に小麦アレルギーを発症したため、グルテンフリーにも気を遣っています。
食スタイルが変化したばかりの頃は、家族の理解や同意を得るのが難しく、口論になることも多々ありましたが、現在ではとても私に気を遣ってくれるようになりました。グルテンフリーのものを見つけると写真に送ってきてくれたり、買ってきてくれたり。もしカレーやお好み焼きを家族で作るようものなら、私用に肉魚不使用バージョンを考えてくれたり。家族のカタチがいい方向に変容していったことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。💝
オランダでの学び
そんなこんなを経て現在は何をしているかというと、オランダ南部にある大学のLiberal Arts & Science 学部にて、
- Health & Mindfulness🧘
- Sustainabile & Environmental Studies🌏
- Holistic & Natural Lifestyle🍀
こんな感じの分野を網羅しております。
フレッシュな野菜や果物を体に取り入れることは、単なる栄養補給以上の価値があると思います。それは自然からの贈り物であり、私たちの身体と魂を活性化させるはたらきがあります。そして何より、自然との深い結びつきを感じることで、心身の浄化と内面の平和を促します。
このような地球から受け取る恵みとエネルギーは、心も身体も満たします。私たちが喜びにあふれ愛を周囲に放つことで、世界をより美しくし、共に生きる地球を支えるのだと、私は信じています😉✨
このように愛の循環を意識していくと、「自分にも優しく(セルフラブ)」「相手にも優しく」って自然とできてくるような気がするんです。だから、動物にも植物にも優しくしようっていうマインドが生まれて、サステナブルな地球環境を目指すことが出来るはず… 地球市民として、ちょっぴり、いいことができると思うんです。🍀
あとがき
以上で長くなってしまいましたが、自己紹介を3つの記事に分けてお送りいたしました🙇♀️ このような自己紹介記事を執筆は、外側への周知だけでなく、私自身の気づきや想いを忘れずに書き留めておくスペースにもなりました。最後までお読みくださりありがとうございます。今後もこちらでの生活の様子や、感じたことなどをつらつらと書いていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします🤗
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