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ストレス軽減するための介護術

「認知症のせい」と思っていても、心身が疲れてしまいがちなのが介護です。
まして先行きが見えない不安や焦りもあってストレスを抱え込んでしまいがちになります。





介護している側は昔をよく知るがゆえに、辛くなったり苦しかったりすることが多いです。
そこで家族がその介護のストレスを溜め込まないための方法を書いておきます。





まずはここの記事を読んでから進んでください。
介護者の心の負担が軽くすることはとても大事です。





負担を減らす5つのポイントを知って置きましょう。




1.がんばらない

認知症介護をしている家族はとても熱心な方が多いです。
しかし熱心なあまり自分自身の疲れや苦しみを感じないように、見て見ぬ振りをしていることが多いと思います。




どうしようもない部分も自分の努力が足りなかったと思って、必要以上に頑張ってしまいます。
過度な頑張りの裏には、元気なままでと言う思いと、それが叶わないことのかなしみと、その気持を受け入れ、頑張りすぎなくていいんだ、と。





本人より自分を労って欲しいです。





2.抱え込まない

「認知症であることを知られることへの抵抗」とか「他人に任せるのは不安」などで介護を1人で抱え込むケースが多いです。
医療が進歩した今では、介護が長期化しやすく、1人若しくは家族で抱え込んでしまう状況です。





なので外部サービスなどを利用して介護を任せることも大事になっていきます。





認知症が進んでいくと、本人も家族も周囲との繋がりが薄くなっていく傾向があります。
このため初期の頃から同じ悩みを抱える仲間との交流や家族会などで繋がりを持ち、抱え込まないようにします。





3.弱音を伝える

なかなか介護をしている家族は弱音を伝えたりすることが難しいことがあります。
でも、介護は人と人が関わっていく以上、色々思ったこと感じたことなどあります。





このためオレンジカフェや家族会、同じ仲間などに話を聞いてもらうことをお勧めします。
きちんと自分の思いや気持ちを伝えることは、介護をしていく上でとても大事なことです。





ヒントを貰ったり、慰めてもらえたり、労ってもらえたり、窮状を知ってもらい助けを求めることに繋がったりします。





4.比べない

認知症の進み方は千差万別あり、
「あの人と違ってうちは・・・・」とか
「この人はこうで。うちの方が進んでいるのでは」
とか。





そこを比較するよりも「うちはうちの介護を実践していく」ことが大事です。
最初に触れているように、進行度は個人差が大きいです。
また、進行度によって介護の良し悪しが決まるわけではありません。





同じ認知症介護をしている人でも、出てくる症状は皆違います。
一番に考えて欲しいのは、自分も介護を受けている側もお互いに安心したり出来たりするような介護は出来るか。





という事をだけを考えつつ進めていって欲しいと思います。





5.終わりを考える

認知症は進行していくものです。
どんな症状であっても「終わり」は存在しています。
妄想も幻覚も時間が経つと、失われて行きます。





目の前で起こっていることがいつ終わるのか、本当に終わるのかと思うと、辛くて仕方ないです。
「いつか終わる」と思って気を長く持ち。その終わりをゆっくりとした気持ちで迎えたいと思います。  

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現場介護を伝えて行く まの
介護歴が約10年くらいの者です。これからの介護の未来とビジネスモデルについて色々思いあぐねています。介護の未来が明るものになるようにしていきたいと思っています。