見出し画像

子どもの見守りに関する社内インタビューを実施!不安なことや対策は?

スマートホームサービスMANOMAは、子どもの見守りケースにも多くご活用いただいています。
今後、より実際の見守りニーズに適したサービスを展開するために、小中学生を中心としたお子さんを持つソニーグループ社員6名に、子どもの見守りに関するインタビューを実施しました。


子どもの見守りに対する、親の不安は?

学童の期間が終了すると、子どもがひとりで留守番する時間が増加する傾向にあります。
子どもひとりで留守番する際の不安や心配事について具体的にお話を聞いたところ、特に子どもの安全にフォーカスした回答が多く集まり、

  • 子ども自身が起こしてしまう事故

  • 不審者など、子ども以外が起こす事故

に大別できる結果となりました。

ガス・水・電気など、インフラに関する事故への不安

子ども自身が起こしてしまう事故については、

「ガス・水・電気などの事故(小学校低学年)」
「勝手に火を使わないか心配(未就学、小学校高学年)」

など、インフラに関する事故への不安が主という結果に。
ほんの少しの油断が命の危険や住居の大きな損害に繋がるため、特に注視している方が多いことがわかりました。

「夏場にちゃんと冷房をつけているのか(中学生)」

と、熱中症リスクに対する心配の声も寄せられています。

鍵の閉め忘れや不審者など、防犯面への不安

「不審な人物が来ていないか、本当に家に帰ってきているのかが気になる(中学生)」
「勝手に出かけていないか、ドアや窓はちゃんと閉まっているのかがわからない(年中以下、小学校高学年)」

など、防犯面の不安も色濃く出ています。 
中でも、

「鍵の閉め忘れや紛失が心配(小学校中学年、中学生)」
「子どもは鍵をなくすもの(未就学、小学校低学年、小学校高学年)」

といったように、玄関の施錠や鍵の管理にまつわる悩みが特に多く寄せられました。

子どもひとりで留守番させられるのは、小学校高学年以降から

子どもの成長に伴って留守番をさせる機会が増える傾向にあるものの、実際に何歳くらいから「留守番させられる」と感じた・感じるかも合わせて聞きました。

最も多かった回答が、小学校4〜5年生以降という意見です。

「小学1〜3年生が一番怖い(小学校中学年、中学生)」
「小学校低学年の内は学童が必須、しっかりしている子なら小学4年生くらいから安心できる(未就学、小学校高学年)」
「小学5年生からは留守番OKだと感じた、小学6年生から留守番をさせている(中学生)」

学童が終わり、ひとりで塾や習い事に通い出す頃になると、「留守番をさせても大丈夫」と思えるようになっていくようです。

一方、中学生以降になると別の不安要素が増えるという声も。

「悪事を働いたり巻き込まれたりしていないか、中学生になり自立した後の方が心配(未就学、小学校低学年、小学校高学年)」
「中学生だからこその不安がある、強制的にコミュニケーションを取る手段が欲しい(中学生)」

交友関係や行動範囲が広がり、子どもから大人へと成長していく繊細な時期は、「人に迷惑をかけないか」「本当に報告どおりの行動をしているのか」という心配が強まることがわかりました。

子どもの見守りのために導入したものは?


子どもが成長するにつれて、家で留守番させたり、塾や習い事などにひとりで出かけたりなど、子どもが単独行動する時間は増えていきます。
今回インタビューを行った6名の方々も、子どもの見守り用機器を導入されています。機器の導入に至るきっかけや目的についても、詳しくお話を聞きました。

子どもひとりでの外出が、見守り用機器導入のきっかけに

「小学校入学のタイミングでキッズ携帯を購入し、ひとりで習い事に行くようになりスマホに変えた(未就学、小学校高学年)」
「ひとりで行動するようになったので、行動把握のためにGPSタグを導入した(小学校低学年)」
「留守番中よりも、家の外にいるときが心配(未就学、小学校低学年、小学校高学年)」

というように、子どもが単独で外出する機会が増えるタイミングが、見守り用機器導入のきっかけになったケースが多いようです。 

「スマホ・キッズ携帯」と回答した方が過半数

今回のインタビューでは、6名中5名の方が「スマホまたはキッズ携帯」、1名の方が「見守りGPS」を導入している、という結果となりました。

機器の機能面では、

「どこにいるのか把握したい(小学校低学年)」
「いつでも通話できる状態にしておきたい(小学校中学年、中学生)」

など、行動把握とコミュニケーションを重視した機器選定が主となっています。

スマホやキッズ携帯に不足を感じるシーンも

機能面には満足している一方で、

「親から連絡をしても、スマホを見なかったり電話に出なかったりする(未就学、小学校低学年、小学校高学年)」
「スマホを持たずに出かけてしまうので、結局どこにいるのかわからない(小学校中学年、中学生)」
「ボイスチャット付きのGPSタグを使っているが、チャットを受け取ってもらえず使いこなせていない(小学校低学年)」
「〇〇に着いたよ!という連絡は子ども本人がするしかなく、親主導で確認ができない(中学生)」

と、実際に活用している中で困ることも少なくないようです。

スマホや携帯、GPSタグなどは、端末を持ち歩いたり親と連絡を取ったりなど、子どもが自発的に行動する必要があります。

「子どものアクションが必要ないのがベスト(小学校中学年、中学生)」
「今現在のことだけでなく、行動履歴まで後から確認できると良い(中学生)」

など、見守り機器への具体的な要望も挙げていただきました。

IoTの力で、子どもの安心・安全に貢献を

今回のインタビューを通し、子どもの安心・安全にまつわる不安や希望を、具体的にヒアリングすることができました。
特に、携帯端末ではカバーしきれない事柄や、インフラの事故・鍵の施錠など留守番中の心配事を詳しく伺ったことで、今のMANOMAがケアできる部分、そしてこれからのサービス展開に期待される部分が、さらに明確になったと感じています。

MANOMAでは、このインタビュー結果を踏まえ、お子さんのお留守番の安全・快適をサポートする「子ども見守りセット」を企画・リリースいたしました。
今回不安要素として挙げられた、

  • 鍵の閉め忘れや合鍵の紛失」や「玄関からの不審者の侵入」を対策できる、Qrio Lock

  • インフラに関する事故」や「不審者の侵入」がないか見守れる、室内コミュニケーションカメラ

  • 熱中症対策」に活用できる、スマート家電リモコン

を、まとめてお使いいただけるセットです。
ぜひ、特設ページもご覧ください。

子どもの安心・安全は、全ての親御さまにとって、何においても大切なもの。
人の力で対応しきれないことや、人の目が届ききらない場所をIoTの力でサポートできるよう、今後もユーザー目線に立ったサービス展開を行ってまいります。

いいなと思ったら応援しよう!