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patarson
本籍地ってなによ
以下は、名字についてのエッセイを書いていた際に生産された蛇足です。
わたしがかがみよかがみに投稿した最初のエッセイとも重なるのだけれど、そもそも戸籍というシステムが、明治時代から取り除かれないで運用されていることが疑問だ。焚書坑儒を逃れた長大な家系図、というものをテレビで目にしたことはあるが、今の中国では(そもそも大部分は燃やされているし)重要視されていないだろう。
話は少し違うけれど、だいたいの妻が夫の名字になるように、婚姻届を出す際、夫の本籍と同じ住所に妻もなることが多い。だから、わたしの母親の本籍は父親の実家だったし、わたしの元の本籍地もそうだった。
どんなに理解のある男性でも、微妙に残っているこういった形式で、なんとなく男性が優位な気がすることもあるのではないかという気がする。
わたしは純粋にその慣例に疑問があったので話し合ってお互いの本籍地とは関係のない場所を本籍地として記入した。
最近買った「これは経費で落ちません!12」でこの件にもかなり細かく触れられており、良い小説だな……と思っている。できれば11巻から結婚の話だけでも、男性に読んでもらいたい。今はこうなんですよ、慣例でやっていればいいわけじゃないんだよ、って。
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