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自己忘却

「忘却はよりよき前進を生む」
超人哲学者ニーチェの言葉です。

ニーチェは子ども時代は体が弱く、失恋を繰り返して生涯独身という人生だったようです。

写真を見る限り、モテナイ感じではないですけどね。
知的な理想の女性を求めていたようです。

職業のほうでは、大学から教授として招聘されたにもかかわらず、講義が厳しすぎて学生からの人気を失い辞めさせられたということもあったらしいです。

ニーチェは孤独感と病の中で多くの著作を残しました。
彼のエピソードを見ると、やはり少し自閉ぽい所があり、私は勝手に親近感を持ちました。

彼は健康になりたいという思いの中で、精神的な問題にも積極的に取り組み、ストレスを避けて執筆に没頭していたようです。

この「没頭」の状態を作りたいんですよね。
その没入フローを獲得できると、物事がナチュラルに続けやすくなります。

ニーチェの優秀さには追いつけませんが、彼の考え方や取り組み方には現代の私たちにもとても参考になる部分が多いです。

依存物質や依存行為といった人工物でフローを作ることは私は否定しています。

ただあまり厳しいと、ニーチェのように誰もついてこれなくなるので、アルコールは週3回とか、適量で止められる状態をフロー状態と考えています。
ほどほどの陶酔でいいや、ぐらいの精神状態を目指します。

現実を忘れながら今という現実感を感じる。
感情と向き合いながら感情と離れコントロールする、みたいな所を方法化していきたいと考えています。

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