
天王星と共にある7年間、自立と改革の道のり(牡牛座による経験談)
天王星は、2018年から現在まで、
7年の月日をかけて、牡牛座を進行してきました。
牡牛座に太陽をもつ私は、その間大小さまざまな「革命」をもたらされ、7年前と比べると、住む場所も、仕事も、一緒に暮らす人も、乗り物も、着る物も、食べるものも、大きく様変わりしました。
本当に目まぐるしい毎日でした。
ただその7年間の変化は一貫して、「自分をより自分らしく在れるようにする革命」だったと感じています。
そして、大切にしていることや、心も大きく変わっていきました。
天王星は「離す」星です。
自分がより自由でいられるために、ここではない何処かや何かを求めて、手放した場所、持ち物、人間関係、考え方もたくさんあり、それには少なからず痛みを伴うこともありました。
それでも、迷った時に、「留まる」ことではなく「変化」することを選び続けてこられたのは、天王星の影響を受けていることを知っていたから。
天王星が牡牛座にやってくる2018年頃、私は自分の人生を見通せずにいました。自分の中に未来への希望がなく、先へ進む道しるべを失ったような気持ちだったのです。
だから、いろいろなことを変えていきたいと思っていました。
もしも、この7年間の「私自身」の革命がなければ、
この先のさまざまな選択をこの「私」というものの土台の上に積み上げていくことはできなかったこと感じています。
自分の中の嘘の上には、また嘘を重ねる選択しかできなくなってしまうからです。
この記事は、牡牛座太陽を持つ35歳♀の私が、天王星がやってきていた、過去7年間を振り返ったnoteです。
自分のための振り返りでもありますが、これから天王星がやってくる双子座さんにも、『こんな感じだったよ〜』とお伝えできたらなお嬉しく思います。
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天王星の運行表
2018年05月16日 牡牛座入り
(2018年11月07日 牡羊座に一度戻る)
2019年03月06日 本格的に牡牛座入り〜現在も牡牛座で運行中
2025年07月07日 双子座入り
(2025年11月08日 牡牛座に一度戻る)
2026年04月26日 本格的に双子座入り
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2018年から2025年の今日まで
2018年、当時の私の心境
天王星の到来と、その時の状況とは不思議とリンクするものだ。
いや、それこそが星の与える影響なのだといえばの通りなのだけれど。
2018年、28歳の私は、それまで自分が積み重ねてきたものに、自信を持てずにいた。
音大卒業後、日々忙しく練習と本番を繰り返す日々を送っていたけれど、自分の心は満たされていなかった。
私はとても恵まれていた。
家もそれなりに裕福で、音楽をやらせてもらえて、成績も良く、ドレスや服を着飾り、交友関係もよく、優しい両親に愛されて育ってきた。
けれど、そんなに恵まれているとわかっていても、私の心の中は穏やかではなかった。
いつもなにかに焦っていたり、ここではないどこかに本当の自分の人生はあるような気がしていて、それが年を追うごとに膨らんできていた。
私は、親や先生や社会が「そうするべき」という空気のようなものを読みながら物事を選択をしてきたんだということに、この時まではっきりと気づくことができなかった。
素直にアドバイスを聞き入れることによって順調に「外側」は育っていたけれど、「内側」はずっと置き去りだったのだ。
そんな外面ばっかり固めて重たくなった人生のいろいろなものを、7年かけて手放してきたのだと今振り返ってわかる。
そしてそれは、自分の人生に責任を負うということだった。
人の言うことを聞いていれば責任を負わなくていい、という自分との決別だ。
私はずいぶんと強くなった。
私の人生を生きられるのはわたしだけだ。
私の人生に責任を持つことができるのは私だけなのだ。
2018年の当時は、そんな自立への入り口にいる予感はしながらも、一体どうしたらいいのか、どこへ向かっているのかもわからずにいた。
それでも変化はじわじわと、まず内面を見つめるところからやってきていた。
なぜなら、自分は何が好きなのだろう?私は何を望んでいるのだろう?
それを探ることでしか、道は現れないからだ。
自立への一歩、実家をでる
私は東京都心で生まれ育ち、それまで一度も実家を出たことがなかった。両親は私を甘やかし、自立を促されたことも一度もなかった。家事も料理も、「やらなくちゃ」という意識があっても、母は母なりの愛情で「家事は任せて、あなたは他にやることがあるんでしょう」という態度だった。
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