10年前のわたしへ
2012年3月
わたしは、正職員で働くことを止めた。
自分のために人生の時間を使いたい
と思ったから。
後悔した人生を生きたくない。
やりたいことをやりたい。
そう思ったから。
もちろん、正職員で働いていても、
それが自分のための人生の時間であれば良いし
やりたいことを存分にやっている
そんな人はたくさんいる。
今思えば、
わたしは仕事を辞めるくらいのことをしないと
自分のために人生の時間を使えない
そう思い込んでいたんだと思う。
元々不器用、というのもあるが、
わたしのコンフォートゾーンでもあった。
そして、10年経った今
わたしは、自分のために人生の時間を使っているか。
後悔しない人生を送っているか。
と聞かれたら、それは半分Yesで半分はNo
恥ずかしながら。
でも、
今が一番幸せ。
それだけは間違いなくて
ただ、一つ言えるのは、
正職員を辞める時にさんざん言われたこと。
今思えば、合ってはいるが合ってもいない。
一番言われたのは、
履歴書に穴があく
今まで積み上げてきたものが無駄になる
履歴書に穴があく
事実、わたしの履歴書は
正職員を止めてからは、
派遣
パート
ここ3年は完全なる無職
あ、短期のバイトはしたけど
でも、それで今は困っていない。
とてもありがたい。
今まで積み上げてきたものが無駄になる
無駄にはなってはいない。
むしろ、とても役に立っている。
わたしの今までの経験は
幸せに生きるためのヒントとなっている。
自分の本当の気持ちを知るためのヒント
自分を癒すヒント
何より、セッションに大きく役立っている。
(現在、お休み中・・・・・・)
そして、今こうやって文章にできるネタにもなっている。
10年前の決断が、
今の幸せをくれた。
とうてい10年前のわたしでは考えられない。
1人で生きていく。
誰にも頼らない。
自分の道は自分の努力と頑張りで切り開かれる。
そんな独りよがりな、
自分しか信じられない。
わたし
それしか知らなかったし、
それがベストだと思っていた。
10年前のわたしに言いたい。
頑張ったね。
でも、もう良いんだよ。
自分を信じたら、ひとを信じられるよ。
自分を愛したら、ひとから愛されるよ。
ありふれた言葉だけど、
これからあなたが体験することだよ。
その旅に一緒にでかけよう。
大丈夫。
なんて