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これはほんとうに、たいせつなこと


記事の内容のことかと最初は思った。
この記事の内容が、『父親』が読むことを想定していないということかなと。

記事を拝読したら、違った。

商業施設などにある、授乳室。
『これより先 パパはご遠慮ください』 の掲示

父子家庭で、ミルクを飲ませる必要に迫られることもある。
当事者が言わないと伝わらないこと。
当事者の声にハッとさせられること。

私は、
以前新聞の特集欄で、
男性看護師が、出産といういのちの誕生の場に立ち合いたいからという理由で男性にも助産師の門戸を開いてほしいという内容を読んで嫌悪を覚えた。出産は、他人の感動の為にするわけではない。勝手なことを言うな、新聞もこんなことをまともに取り上げるなと思った。

女子トイレを性同一性障害の男性が使用したいというのも………。


それらと、授乳室に『パパはご遠慮ください』と掲示されていることで困る父子がいる問題は違う。どう違うかと聞かれると困るが、まあ感覚的に違う。

私は、公園や公共交通機関で授乳したことがある(完全母乳)。バスタオルを持っていて、肩から覆えばたいして問題なかった。周りのママも、必要に応じて授乳(母乳)していた。上の子が通っていた幼稚園で、保護者対象の聖書講座に行ったとき、下の子のお腹が空いて泣き出し、70代のスペイン人神父がそれと気づいて、授乳しながら聞きなさいと勧めてくれた。「彼の権利ですよ」と。


単独行動できずに、どこにでも『ママ』の後をついてくる『パパ』が紛れ込むのはうっとうしいし論外なので『ご遠慮いただきたい』が、手ずから調乳・授乳・おむつ替え・着せ替えをする父親は別。 どう別かというと、『同じ子育て仲間』。


このあたり、常識や良識での柔軟な判断がほしいところ。
性善説に立つことになり、運用には細心の注意が必要だけれども。

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