政治家が『責任をとる』とは何か
岸田文雄氏が退任の意思表示をしたのだという。
責任をとって…ということばが聞こえたようだが悪ふざけは大概にするべきだろう。
内閣総理大臣が『責任をとる』というとき、退任すれば済むようなものであるとはとても思えない。
無限責任ではないのか。
民間の法人ですら、無限責任社員の場合は私財を投げうって弁済する。
これまでさんざん外国に行って多額の資金援助を約束していたな。
これまでさんざん、国内の定員割れした大学に海外から留学生を招き、日本人の子弟にはしないような補助をちらつかせていなかったか?
当然国会議員は辞めるのだろうな。
国力をこのような体たらくにして、他国に国税を貢ぎ、内閣総理大臣だけを辞めて議員歳費は得て安楽に暮らすつもりか。
政治家というのは、そのとき理解されず、石持て追われようとも、国の為に我が身を投げだすから政治家ではないのか。
世間一般には、子どもが親と同じ職業に就こうとするとき、止めにかかる親は多い。自分のした辛酸を舐めさせたくないから。工場や病院等親が家業に多額の設備投資をしている場合は事業を続けるために子どもが継ぐことを前提にしていることもあろうが。しかし政治を家業にしている場合はそれらとは事情が違うだろう。親が積極的に子どもに自分の職業を継がせたがる場合は、
旨味が大きいからだ。
苦労が少ないからだ。
ちがうか?
ちがうなら謝ろう。
しかし、
『李下に冠を正さず 瓜田に沓を入れず』というではないか。
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