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警戒して備えて、なるべく実店舗を利用する

先日、必要な本があって少し大きい書店に行った。
急ぎ買っておきたい本は見つかった。
もう一冊、あればこの機会に買っておきたい本が見つからないので、お店のかたに調べてもらったところ、一冊しか入荷しなかったがすぐ売れてしまい、取り寄せになるから、系列店にあれば早くて10日、出版社に注文となれば2週間程度はかかると言われた。多分、出版社になければ重版になるのを待つことになるだろう。
「どういたしましょうか?」
と、丁寧に尋ねられて、
「取り寄せてください」
とお願いした。
紙の本で持っておく必要があるのだが、そう急ぎではない。そういう本は、実店舗に取り寄せをお願いするようにしている。
ちなみに、電子書籍で買えばすぐ読めるし、ネット注文でも多分取り寄せるよりも早く買えると思う。過去の注文履歴から、おすすめにあがってきていたし。
職場と自宅の両方に置いておきたい場合の2冊目なら、自宅用を電子書籍で買うことはある。しかし、この本は1冊だけ買いたい本だった。

上は、昨年夏に書いた記事。

今、私が気になっているのは、かなり身近になっているネット通販がいつまで今のままの手軽さで利用できるかということだ。
街の実店舗が少なくなってきて、ネット通販への依存度が高まり、利用しなくては生活が成り立たなくなった頃どうなるだろうか。
送料が購入者負担になり、配送に今より多くの日数を要するようになり、他の名目の手数料がかかるようになるとか…。
或いは、手に入りにくくなって、買おうと思えば値段をつり上げられたりするのではないか。
2020年より前に、使い捨てサージカルマスクの購入が難しくなってあのような騒ぎになると想像できたか。

特に、海外資本の巨大資本の場合(◯mazon など)は気がかりだ。
利用はしても、依存にならない程度にとどめ、選択肢を複数確保しておかなければ。

携帯電話しかり、郵便しかり、消費者に発言権はない。
生活に、あるのが当たり前になってから、それは行われてきた。

警戒心の強いのが生き方である人間(私)には、警戒せずに生きることは至難の業なのだ。

事実、ポイント付与をちらつかされてもそのことでは特段相手にしないでいたならば、健康保険証は今でも発行されているであろう。
大きな権力や影響力を持つ者は、機を見てルールを設定変更する。
庶民をどこに連れて行こうとしているのか、私には気になるのだ。

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マンネンロウ
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