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思い出してきた…!!

私は、そこまで夫からけなされたりしたわけではないし…。モラハラをされた、と言っていいのだろうか?

………と、思って反省していた。ハラスメントは、一般的な感じ方を基準に判断される。
「私がそう感じたらハラスメントでしょ?!」
というのは、主観………。
私は、人一倍被害者意識を持ちやすいのだろうか?

だが、咲良まりさんのこの記事を読んでいるうちに、稲妻が走った。

言われてきたじゃないか。
不当に貶め、低い自己肯定感を刷り込まれてきたじゃないか。
いままで私は麻痺していたのか…?!

「そんな話し方では、人から嫌われる」と。
「そんなふうではうまくやれるわけがない」と。
子どもにまで、私にそっくりな責め立て方をすると言って、同じことを言った。子どもが父親を非難したのは、自分の欲のままに買いたいものを買い、そのせいで子どものお年玉を使い込んだり、給食費が口座から落ちなかったり、大学に行かせないと言われたりしたからだ。
言われてきたことすら思い出せないほどになっていたのか私は。

開業するつもりで士業の資格を取った。それなのに、うまくいくと思えず勤務を8年続けたのは、私が私だから。こんな私がうまくいくだろうか…と思うとき、刷り込みの評価が目の前に立ち上がる。

さらに、それはもっとずっと幼い頃、物心ついた頃からささやかれた親からの言葉とつながっている。

もう、解放してやりなさい、自分を。
もう、解放してやろう、邪な呪いの言葉から。

かけられてきたことすら忘れてしまうまでに自己評価と一体化していた呪いから。

私に絡みついてエネルギーを吸い取りながら、私の耳に呪いの言葉をささやき続けた者たちの、自己保身の醜い姿を直視していい。
真に好意を向けて成長を助けようとしてくれる人たちから目を逸らしてきたことに気づいた今。
呪いの毒が全身に回り、浸み出してきて他者をも害してしまわないうちに。


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