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『世にも危険な医療の世界史』

https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E3%81%AB%E3%82%82%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%AA%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%8F%B2-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B1-6-1-%E3%83%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4167921057

以下引用


塩化第二水銀は水溶性で体に吸収されやすく、毒素の症状が顕著に表れる。人々は、それを見て効果が高い証拠だと考えたようだ。皮膚に触れるとやけどするし(「痛っ!……ってことは効果があるってことだな」)、唾液も過多になるため、毒素が排出されている兆候だと見なされたのだ。

引用ここまで

副反応が強くて高熱が出たことを、免疫がついている証拠だと自慢する人々と、16世紀の水銀を使用した『梅毒治療』と、「効果あり」と考える根拠の発想は同じと感じられて仕方がないんだけど。


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