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実家への帰省、けっこうシンドイ問題

帰省6日目です。

すでに子供たちは飽きてきました。
というより、帰りたがっています…。
まだ5日あるので、どうしたものか。

あんなに楽しみにしていたのに、なぜ帰りたくなってしまったのでしょう。

思い当たる理由はいくつかあります。

まずは、家が狭く、動きを制限されるのがストレスということ。

普段過ごしている家は、家の中で子供たちが走り回っても、さほど気にならない、ザッツ田舎の家。
外に出れば、遊ぶ場所はいくらでもあるので、外に行く前に「すぐそばだけね!」と伝えなくては姿が見えなくなってしまうほどです。

一方、私の実家は典型的な都内近郊の一軒家。
帰省中はいつもリビング横の和室をあてがわれますが、2階は「上ってこられるとややこしい」という理由で上らせてもらえません。
猫の額ほどの庭では、老犬と日向ぼっこをするくらい。
家の外はすぐ道路なので、子供たちだけではうかつに出せません。

二つ目は、パパがいないこと。

うちの子供たちは、こぞってパパッ子。
夫は子供たちには優しいし、飽きるまで一緒に遊んでくれるので、大好きなのです。

私も、帰省をすると、夫の存在のありがたみを痛感します。

実家では、父、母、兄がおり、面倒もみてはくれるのですが、普段小さい子と関わっていないので、どうしても行き届きません。

また、父は高齢で持病もあるため、威勢はいいけど、ほぼ戦力外。手が離せないときに、「末っ子を見ていて!」とお願いすると、泣いている子供を、本当にただジッと「見ている(観察?)」だけ、という始末。
「初詣行くぞ」「公園につれていってやる!」と、突然言い出すけれど、結局、一緒についていって子供たちの面倒をみてくれるのは気の優しい兄の仕事になってしまいます。

母は母で、色々と気遣ってくれてありがたいのですが、少々気難しいというのか、「私ばっかり大変!」という人なので、何かをお願いするときは、機嫌のよいタイミングを見計らって事前に詳細を伝え、「申し訳ないけどお願いできたら助かるんだよね…」と下手に出る必要があります。
私にとっては、これが割とストレスです(苦笑)。

「実家では、子供の世話も何もかも任せて、のーんびり」というのに憧れます。
晩婚で、親が高齢になってから、孫を連れて帰省しているのはこちらの都合ですから、仕方ないんですけどね。

恐らくは、子供たちも、普段一緒に過ごしている温厚な義父母との違いも感じ取っているのだと思います。
なんせ物言いが二人ともキツいので。

それと、うちは月1酪農ヘルパーさんをお願いする日に合わせて帰省をするため、年末年始の祝日を外して行ったり戻ったりせねばならず、どうしても長期滞在になってしまうのです。

帰省というのは、「大きくなったね~!」「そんなこともできるようになったの?すごいねー!」と言われて、お互いニコニコしているうちに帰るのが正解なんだな、とつくづく思います。
4日以上になってくると、お互い普段の生活を制限されるストレスで、だんだん面白くなくなってきますから。

さて、後半戦はどうなるか。
なるべく心穏やかに、ニコニコして過ごしたいものです。


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