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名品が、私たちの日常を変えてくれた理由
一目惚れした”茶器”との出会い
先月の京都旅行中、宿泊したホテルの部屋に
インテリアとして飾られていた茶器。
出会った瞬間、私たちは一気に引き寄せられました。
優雅でありながらも力強さを感じさせるデザイン。
南部鉄器の重厚感と、清水焼の美しさが見事に融合しており、
手に取らずにはいられない魅力を放っていました。
「これ、欲しいね!」
まさに一目惚れ、運命の出会いだったのです。
絶対ゲットするぞ!
そこから色々と検索して調べたら、
「西川貞三郎商店」さんの商品であることが分かりました。
1917年創業で京都・清水で伝統的工芸品「京焼・清水焼」を取り扱うお店です。
しかも、ホテルから徒歩5分ほどの位置にあるじゃないか!
京都滞在最終日の朝に、早速向かうことに。
Googleマップ先生の指示に従いながら歩いていると、それっぽいお店が。
素敵な器たちが綺麗に飾られていて、心躍ります。
ネット上では営業中の表示で、
電気もついているけど、人の気配がない…
実はこういったお店に入るのは、2人とも初めてで勝手もわからず…
とりあえず、「すみませ〜〜ん…」と恐る恐るドアを開けてチラリ!
こういう時に先頭を切ってくれるパートナー(愛称:パグさん)が頼もしい。
お店の奥から女性の方が出てきて、優しく声をかけてくれました。
ちょうど東京での展示会に出展している関係で、お店はお休みとのこと。
でも、「せっかく来ていただいたので、ぜひ見ていってください」と、
丁寧に商品や清水焼について説明していただきました。
優しさと、温かい対応に、心がほっこりします。
私たちが、今回訪れた経緯や思いなんかも話し、
「実は、宿泊先に置かれていた茶器に惚れちゃって」と伝えました。
すると、人気な商品だったようで、今は欠品中とのこと。
でも、「職人さんが一つ一つ手作りしているので、
時間はかかりますがオーダーは可能ですよ」と言ってくれました。
丁寧な対応と職人の手仕事に感動
最後にカタログをいただき、気に入った商品が他にもあればいうことで、
後日メールで連絡をさせていただくことに。
少し時間がかかるけれど、職人さんの手仕事で丁寧に作られているという
ことで、ますますその茶器への思いが強くなりました。
手に入れるためには時間がかかるけれど、それが逆に楽しみです。
待ち望んだ日が来て、開封の瞬間
そして、先日、待ちに待ったメールが届きました。
私たちのオーダーが準備できたという知らせです。
正直、「もっと先かな」と思っていた私たちにとって、
これは嬉しいサプライズ!
届いた茶器は、どこまでも丁寧に梱包されていて、
まるで宝箱を開けるような気持ちでいっぱいでした。
パグさんと2人、ゆっくりと箱を開けていきました。
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南部鉄器と清水焼の美しさに包まれて
「わぁ、素敵…」
茶器が顔を見せると、その瞬間、声を上げてしまうほど。
南部鉄器の重厚感と、清水焼の繊細で優雅な美しさが
絶妙に調和しているその茶器。
どちらも個性を持ちながら、全体として一体感を感じさせます。
手に取ると、その重さにしっかりとした存在感を感じつつ、
清水焼の柔らかい質感に触れることで、心が穏やかになります。
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その美しさに見惚れていると、
これからの毎日がますます楽しみになってきました。
「良いものを長く使う」その意味を噛みしめて
この茶器を手に入れてから、
改めて「良いものを長く使うことの大切さ」を噛みしめています。
毎回お茶を淹れるたびに、
茶器から受ける美しさと職人の手仕事への敬意を感じ、心が豊かになりそう。
でも、しばらくは目で楽しもうかな…
良いものを長く使うことで、物に対する愛情も深まり、
日々の生活がより充実していく。
そんなことを、この茶器を通じて改めて感じました。
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