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タロットカード入門

自粛生活、未来への不安、様々な社会の激変のせいだろうか、スピリチャルとか占いにアクセスしてくる人が増えている。

20世紀の科学実証一辺倒の時代から、21世紀に入ってもう20年。科学そのものも量子力学や脳科学、心理学等を筆頭に「あれ?これまで信じられていた理論では、説明しきれないぞ」みたいな事象に評価が集まってくる時代になっている。

ここでは、人気のタロット占いのことを書いていく。

あくまでも、まんまる流の解釈なので、使える部分だけ自由に活用して、意見の異なる部分は、スルーして欲しい。答えはひとつではないのだから。

統計学から占いを読み解く

科学的実証には、2つの観点がある。

1つは、東洋易占等に代表される「統計学」

これは、膨大な量のデータに基づき、姓名、生年月日などから、数字や天体の動きから傾向をまとめたものだ。

このデータには、ある種の正当性と同時に、矛盾が生じる。


同じ星に生まれても、人生は違う

つまり、全く同じ数字が出た人が複数いても、1人1人は、それぞれ違う人生を送る、ということだ。

同じ要素を持っていても、過ごし方によって人生は変わる

同じカメラ持っていても、同じ被写体を撮っていても、切り取られる写真は、カメラマンの視点によって異なる、のと同じである。


科学から占いを読み解く


 もう1つは、量子力学、脳科学、心理学等で昨今、注目されている研究が、「見えない世界」への注目が徐々に増えている。

量子力学の観点から、カードリーディングや占いを説明すると

「観察者の視点が、研究結果に影響を及ぼす」

観測者の視点が加わることで、量子の動きすら、変わってしまう。

科学的に「客観」という観点は存在しない、というパラドックスがある。

 脳科学的にも最近の研究で、ある動きについて「実は動きが最初で、脳からの指令は後から」という検証結果が出ている。

観測者の視点が現実を変える

これを、占いに転用すると

占い師の鑑定の言葉が、相談者の意識や感情に影響し、現実が変わる

という可能性は容易に想定できる。

統計学の易占い同様、同じカードや鑑定が出ても、その捉え方と、その後の行動により、結果は変わってくるのだ。

鑑定の言葉を示す占い師の解釈や世界観というフィルターに加え、

相談者側、受け手側の捉え方、価値観、行動力、というフィルターとリアクションによって、世界はいかようにも変化する。

鑑定結果を読み解く力


鑑定結果を読み解く力は、占い師の力量でもあるが

受け手側の主体性と強い意志で、占い師の力量は軽く凌駕できる。

観測者の視点として、科学的に証明されている。

科学が証明しているように、接待という正解はない。


このページでは、

鑑定結果は、絶対ではない

ということだけ、頭に入れてもらえたらいい。

これは鑑定に限ることではない。

変容し続ける世界の中で、生き残るには、

他者が定めた絶対ルールや、他h差からの指示に盲目に従うことは、時として危険ですらある。

自分で考え、解釈し、判断することが、自分を守る術となってくる。

なぜなら、本当にその答えが自分にとって良いのかどうか、

実は、誰にもわからないからだ。

人生の最後の最後に、自分の人生が良かったかどうか、なんて答えは、主観以外の何物でもない。主観の答えは、その主体(自分自身)にしか出せないのだから。

鑑定を読み解く力は、人生を切り開く力でもある。


解釈のコツ、人生のコツ

最初に答えを書いてしまうと、

全ての情報に対して、自分に都合の良い解釈をしていくこと。

これに尽きる。

そして、これが、鑑定を読み解く力もであり、使いこなす力でもあるのだ。

ゆく川の流れは絶えずして しかももとの水にあらず

徒然の日々に、自分で、何を取るのか、手放すのか、決断すること。

人生は、決断の連続だ。

それを、自分に都合の良い解釈で、受け取ることをおススメする。

全ての鑑定は、相談者が幸せになるための、プロセスなのだから。


まとめ

運命、宿命、天命、、、いろいろな言い方があるが

人は誰しも、考える時期がある。

「自分は何のために生まれてきたのだろう?」

「人生って、何だろう?」

私が一番、本能的に真実に近く、深く考察していた時期は、10歳から14歳位の子どもから大人になる移行期だったような気がする。

あの頃考えていたことは、幼い言葉では、上手に言い表すことができなかったけれど、今こうして、文献を読み、人生の体験に照らし合わせて、再び考えて起こしてみると、あの時の自分はすでに、答えに辿り着いていたことに驚く。

子どもはいつでも、私たちの最高のマスターだ。

迷ったら、子どもを観察するといい。

タロットカードの世界も、その解釈に迷ったら、子どもの自分に聞くといい。

無責任で、天真爛漫な、まだ生まれる前の自由自在な自分に。



【参考】



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