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怒りの処方~吉武メソッドからの考察

2021年3月は、音声配信アプリ、クラブハウスで朝活を始め、様々な情報や出会いがあった。それは今も続いている。中でも、声診断師の吉武さんとの出会いは衝撃だった。わずか5分ほどの会話とボイスコーチングで、依頼者の声がみるみると明るくなっていく。玉ねぎの皮がつるつると剥けていく、そんな歓喜の瞬間に魅せられて、彼女の朝活トークルームに毎日通うようになった。「クラブハウスは記録を残せないので、残念」という話が出た時に「できる範囲でよければ、書記やりま~す」そんなノリで書き溜めたメモを、少しずつアップデートしていこうと思う。

2021/3/28(日)吉武悠貴【声話】心と声

 怒りが込み上げてきた時、人によって、反応は違う。

抑える、ガッと出す、イラっと出すなど、対応は様々だ。

その怒りをリリースするためには、怒りを抑えるには、どうした良いだろうか。

その根源、怒りの種は、実は悲しみ。

 先ず、怒りの元を考えてみよう。

怒りは、心理学的には、二次感情。その種は、悲しみである。

 怒りが込み上げてきた時「あ、そうか、私は悲しいんだ」と認めてあげる。

モヤっとしたり、イライラしたり、ふっと泣きたくなったり、不安になったり、という時がある時、自分の感情に気づけていないことが多い。

そんな時は「ああ、だからか~」と口に出してみると、自分の体幹として、その感情の種を会得できる。

理由はわからないけど、怒りの感情が沸き上がる人は、その感情が沸き上がった時「ああ、私、悲しいんだ~」と(理由はわからなくても)言ってみると会得できる。

抑えきれない怒りの対処法

 沸き上がってきた怒りの感情。特に子育て中は、子ども達に対して怒りが爆発することも多い。そういう時は、抑え込んでしまうと、後々、出続けることになってしまう。カラッと出すことができれば一番良いが、怒りの爆発が煩瑣に起きてしまう人は、エネルギーを使い切っていない。

普段の生活の中で、自分のエネルギーを発散する場を設ける。

怒りが沸いたら、走る、皿を磨く、等々、建設的に没頭できる行動を起こして、エネルギーを消費すると良い。

怒りの根本対処法

 日常生活での感情表現が30%程度の人は、怒りが沸きあがった時に、爆発しやすい。普段から、感情を抑え込もうとしている人、感情を出すことに慣れていない人が落ちいりゃすい。

ざわざわ、イライラ、モヤモヤ、といった取り扱えない感情、形にならない感情に、形や概念を与えてあげると、取り扱いしやすくなる。

質問1:普段から感情を何パーセントで表現しているか?

質問2:ポジティブな感情、ネガティブな感情、をそれぞれ何パーセント出しているか?

自分と対話して「感情を導く」と考える。

抑え込まないことが大事だが、無理にポジティブ思考に寄せると、後々、自分の感情がわからなくなったり、抑え込んだ感情が溜まり過ぎてしまったりするので要注意。


追記

 怒りについての個人的な手記をここにメモしておく。 

今思えば、怒りの感情が日常的に勃発する家庭環境で育った私、がおかおは、目立たないようにその場のモードを整えて、平和的な方向に導く、ということを、幼少期からごく自然に行ってきた。空気を変える役。

それでも、止められない喧嘩や言い争いの言葉は、心を傷つけあって、傷口に塩を塗り合って、その場を破壊的に崩壊させる。

第三者の立場、両親に挟まれた子どもの立場では、そのことがよくわかるが、まだ言語化できない幼いうちからの習性だったので、そのことを明確に認識できるようになるまで、随分と時間がかかった。

さらに、近しい関係になると、家庭に充満している怒りのパターンを、知らず知らずのうちに踏襲してしまっている自分がいた時期も、あった。

怒りの克服からの学び

数々の失敗と成長を経て、今思うことは、

「どんな正当な理由があったとしても、怒り、妬み、批判は、結局、自分自信に、一番のダメージを与えてしまう」

これに尽きる。

「どうにかしたい」と、自分の主義主張を押し付けてしまうところから、怒りも心配も生まれる。そしてそれは、愛あればこそなので、厄介なのだ。

どうでもいいと思っていたら、なんとも思わないことでも、愛があるから、気になるから、考えてしまうのだ。

「もっとこうしたらいいのに」

とか

「なんでそれ、やっちゃうかな」

とか

不満や不安は尽きない。

しかし、それを一度思い切って手放してみよう。



脱却した瞬間

 もうずいぶん前になるが、いつものように、家族にイラッときた時、

怒る代わりに

「あ、もうこのゲームは辞めた」と決めたことがあった。

その時から、世界が変わった。

嘘はつかない。自分にも人にも。

怒りの気持ちは、強い感情。それは、どこか別の原因にあることがほとんどだ。

多くの場合は、「寂しい」からくる。

わかってもらえない寂しさ。

わかってもらえなくてもいいんだ。そう思えた時、何もかも楽になった。

、怒りのスパイラルパターンからの脱却。

それは、ただ単に、自分がそうする、と、決めるだけで良かった。


怒りを手放せは、世界は変わる

怒りを手放せは、世界はガラッと変わる。

ばら色になる。スイスイになる。心地よさで満たされる。

全てがうまくいく。

そう、失敗も、違いも、楽しくなる。


能天気のお花畑でいいのだ。

かといって、成長がないわけではない。

自由自在だけど、自分自身の真理にコミットしている。

自分にも他人にも嘘はつかない。

隠すものもなければ、策略的な欺きもない。

そのスッキリとした気持ち良さに、世界が変わった。

すると、不思議なことに、寂しさもなくなっていった。

自分自身でいることの充実感。

もう一度言おう、お花畑でいいのだ。

それで、自分も周りも気持ちよく過ごせるなら。


「手放し」の一歩は瞑想呼吸から


でもじゃあ、どうすればいいんだ?

と途方に暮れる方、ぜひ、瞑想呼吸をおススメする。

深呼吸による体の動きや感覚に意識を集中するだけでいい。

1分でもいいから。

瞑想サウンドを動画にアップしたので、よかったらぜひ、試してみて。

この音は、チベットの密教具、ヒーリングサウンドを奏でる、シンギングボウルとテンシャだ。7種類の金属から奏でられる倍音の揺らぎが、意識を緩め、スキマを作ってくれる。仕事や勉強の効率アップや気分転換、波動調整などに活用してくれると嬉しい。


youtube瞑想サウンド15分



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