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clubhouseモデレーターの極意とは
日本のクラブハウス文化の特徴は、モデレーターの存在がひときわ、重要な光を放っていることだろう。
その「モデレーターって何?」「どうしたら、素敵なモデレーターになれるの?」という疑問とニーズにお答えしているroomにお邪魔して、つかの間、ボランティア書記をやらせていただいた。その時のメモに、自分なりの解釈を加えて、ここに共有しておく。
相手を立てることやおすそ分け的な温かさのある日本の文化が、そのまま、日本のクラハの「モデレーター」文化を豊かに形作っている。
クラブハウス対処法含め、あれこれ。
🌕モデレーターとしての上手な質問の仕方とは
→その場の(あるいはその人の気分を良くしてあげるような質問。無意識のうちに話したい事を汲み取り、引き出してあげられるような質問をすると、その場の話が豊かになる。
🌕プロフィールと1分間自己紹介の準備しておく
→roomにお邪魔する時、上に上がってスピーカーとして話始める時、などなど、短くて伝わりやすい自己紹介ができるように準備しておくと、その後の話が弾みやすい。
🌕room主催者となる時は、開催時間ではなく、やっていることの一貫性が大切
→「クラブハウスで何をやりたいか」という自己の目的を明確にして、それに沿った活動をしていくと良い。
🌕上に上げた人の発言によって、roomの空気感が良くなくなる時や、話が長すぎてroomのリズムが停滞してしまうなどのタイムマネージメントが必要な時、どうしたら良いか?
→ベクトルを(原因となったその人ではなく)第三者(時計、ルール、主旨等)に向けて、せっかく話をしてくれたその人が悪者にならないように、皆が平和になるような言葉のケアが必要。
🌕モデレーターとして、roomのルール説明は30分に一度、または15分に1回オススメ
→会話の途中に短く、roomの思いをオーディエンスに伝えることも必要。
🌕「こういうことが知りたいと思うんですが」と、ぼやけている質問の主旨をまとめてあげると、回答者にもオーディエンスにも、優しい。
🌕クラブハウスの機能を使った参加意識を上げる工夫
→挙手やマイクミュートのパチパチなどを利用して、アンケートをとったり、オーディエンスが聞きたいことを代弁してあげるような気配り、察知能力があると良い。
🌕スピーカーさんたちが多数いる時は、スピーカーさん達の個性を潰さないように言葉配りが必要。皆を生かし、つなげ、盛り上げ、時間進行を行う役が、モデレーター。
🌕タイムマネージメント
→手を挙げて入ってきた人を、時間、質問内容等含め、上手に誘導することが必要。
🌕モデレーターに限らず、クラブハウスでの発言、複数の会話に入れない時のコツ
→相槌を発しながら少しずつ声を乗せていき、波の下で存在感を示していき、間ができた時に質問する等、声を出すタイミングをつかみやすいようにしていく。
→但し、あまり強引にやると違和感。グループ即興演奏に似ている調和のバランス感覚が必要。
roomの選び方
「こういう人の話をもっと聞きたいな」と思ったら、その人のいるroomを追いかけていくと、あまり外れはない。
→素敵なモデレーターさんたちは、柔らかく温かい声と、俊敏な対応、気配り、目配りができる。笑い声だけでも、場を繋ぐことができるし、スピーカーだけでなく、オーディエンスにも絶えず目を配りながら動いている。
わずか10センチ四方のスマホの世界のアイコンと、音声という限られた情報であるがゆえに、余計に集中して察知できるのかもしれないが、それにしても素晴らしいコミュニケーション能力であり、知性であり、感性を持ち、場を時に和ませ、時に盛り上げ、時に前に進める、そんな役がモデレーター。
出過ぎず、引き過ぎず。
もちろん、クラブハウスの元祖モデレーター的な方たちは、元来持っていた気質が、クラブハウスで今、花開いているだけなのかもしれないが。
凡人である私たちも、モデレーターの練習をしてみると、その辺の感性が豊かに育まれるかもしれない。
▶︎柳井さん、KAZUさん、Hidetoさん、ニックさん、若尾さん、応援さん、オーラさん、Daigoさん、大地さん、等々、惜しみなく与えられるものを沢山お持ちの方々からのお話に自分の気づきも乗せてメモ書きとした。いつも貴重な情報のシェアを惜しみなくしてくださるので、ぜひぜひ、roomを見つけたら聴きに行ってみて。
自分に合ったroomかどうかは、入ったらすぐわかる。合わないと感じたら、すぐに出れば良い。
本当にありがとうございます。😊
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