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あなたの悩み、これで解決!スッキリ新年スタート法

悩みが生む、負の感情

私たちの悩みのトップ3は、お金、健康、人間関係、だという。経済的心配、健康的不安、煩わしい人間関係。この世の中に、どれも悩んだことなどない、という方は、ほとんどいないのではないだろうか。

 人間関係のこじれからもたらされる、負の感情は、絶大だ。

ここに、軽症から重症までの感情スケールがある。

退屈、悲観、不満、苛立ち、焦り、打ちのめされる、失望、疑い、心配、非難、落胆、怒り、復讐心、嫌悪、憤り、嫉妬、不安、罪悪感、自信喪失、恐れ、悲しみ、うつ状態、絶望、無力感

こうした、ネガティブな感情の主原因が、人間関係だといえる。

負の感情を生む、愛情

 過干渉、マウンティング、批判、条件付きの愛、嫉妬など、様々な負の感情の原因の多くは、愛情から始まることが多い。困ったことに、それらはすべて、無意識に表出する。愛すればこそ、人は無意識に、相手を支配下に置こうとしたり、失うことを心配したり、相手が失敗して、傷つくことを恐れたり、励まそうとして条件や批判をしてしまう。

特に親子関係において、これは起こりやすい状況だが、夫婦や兄弟でも、起こりえる。

危険なのは、お互いに愛情があるので、その元凶と状況に気づかないまま、苦しんでいるケースが多い、ということだ。

自分に厳しい真面目な人が陥る、ブラックホール

 愛情の有無に関わらず、自分に厳しく、真面目で優秀、良い子に育った人は、その素直さから、暗黒のブラックホールに陥りがちだ。それは、

「~であるべき」という囚われ。

逆にいうと

「~であるべき」でないと、無価値、許せない

という価値観、大前提だ。

 それは無意識のうちに、条件付きの存在価値を、世界の基盤に設定してしまう。その「~べき」の状態と、現実や他者や自分が異なる時、次々と、負の感情が生まれ、苦しむことになるのだ。つまり、「~べき」は、ブラックホール創造マシーンといえる。

自己否定感と「~べき」

 「~べき」に囚われていると、他者への目も厳しくなるが、その根底には、自己否定がある。

「~べき」でない自分は、無価値だ、悪だ、と思ってしまうからだ。

自己否定をしながら、人や自分を愛することはできない。

「大嫌いだけど、大好き」「大好きだけど、大嫌い」という、苦しい恋愛状態、みたいなことになってしまうので、とにかく苦しいはずだ。

このフィルターがあるが故に、人は、いじめに走ったり、他者に激怒したり、自分を傷つけたり、精神的に追い詰められることになる。

「~べき」フィルターと自己否定感は、自分の周りに、ダークな世界をどんどん、作り出していくブラック・製造マシーンなのだ。

さらに、例え、どんなに正当な理由があったとしても、「~べき」を振りかざして世界をとらえることは、自らの世界を、ブラックホールに陥れることになってしまう。その強大な破壊力あるブラックホールに陥る状況を、私たちは、なんとしても回避したいところだ。

「~べき」を手放すとどうなるか

 ブラックホール創造マシーン「~べき」を手放した状態とは、どういう状態だろうか。

それは、判断しないで

ありのままを受け入れる

という状態だ。

これができるようになると、自己否定感は、自然に減少し始め、やがては消滅する。

ありのままの自分、ありのままの家族、ありのままのすべての人。ありのままの世界。

「~べき」のない世界は、全てを輝かせる。

それは、自己肯定感の上昇を、生み出してくれる。

それは、自分への無条件の愛を、無限に生み出してくれる。

それは、自分への絶大なる自信を、確実に生み出してくれる。

それに伴い、世界は信じられないほど、軽く、明るく、すべてが容易になる。ブラックホールの対極の、光の世界で生きることができる。

「~べき」を手放すと、得られる光の世界

 人はみな、長所も短所もある、不完全な存在だ。どんなに位の高い人でも、結局は、同じ不完全な人間。必ずどこかで、悩みを抱えているものだ。

それを認めてあげないと、自己否定にもつながり、結局は、自分が一番苦しい思いをすることになってしまう。

「~べき」でないことを責めてしまったら、生涯、誰かを責め続けるブラック人生になってしまうが、全てをありのまま、受け入れることができれば、生涯、喜びに満ちた光の人生になる。

何をしても、しなくても、そのままでいい、それどころか、ありのままですでに十分、すごい価値がある、ということを、認めることになるからだ。

光のフィルターで世界を見ることが当たり前になると、自分への愛情、感謝、尊敬、誠実さ、が、増していく。

スタエフ

手放しワーク 5ステップ

 「~べき」を手放すには、全てを、ジャッジせず、まるっと受け入れてみることだ。

いい面、悪い面、というのは、そのものの特性でしかない。

特性は、生かされると長所になる。

生かされないと、短所になる。

ただ、それだけのことだ。

それは、頭でわかっていても、やっぱり考えてしまう、という方に、手放しワークを紹介する。

1.ブラック製造フィルター「~べき」を紙に書きだす

2.「~べき」に反するブラック因子(~べきでない状態)を紙に書きだす

3.「~べき」でない状態と「~べき」を切り離す(実際に、紙を切り離す)

4.切り離された「~べき」でない状態を、光のフィルターで見直す

5.「~べき」でない状態(2)から、新しく光のフィルター(「ありのまま」「良い点」など)を通して、紙に書きだす

 大切なのは、フィルター交換。

ブラックフィルターから、光のフィルターへ、視点をシフトさせて、同じものを見る。これが意識しなくてもできるようになるには、多少の訓練期間が必要だが、繰り返していけば、必ずできる。

フィルター交換した後の世界は、まばゆいばかりの幸せに満ちている。

陥りがちな注意点

何もかもを光のフィルターで見るときの注意点が3点ある。

それは、

1.自分にコントロールできることは、自分の心と意識だけ

2.他者の心と意識、他者の選択、には関与しない

3.自分の心と体を先ず、大切に守る

である。

特に、3については、「いいひと」で生きてきた方は、ついつい、自分を無下に扱い、他者の欲望を優先させ、疲れたり傷ついたりしやすいことと思う。3は、先ず自分、と同時に、大切に扱う自分と同様に他者のことも自尊する、ということでもある。

お互いの自尊と主張がぶつかる時は、冷静に話し合いをすればいいだけのことなのだ。

全ての悩みは、ブラックホール創造フィルターから抜け出して、光のフィルターで見直した時、好転し、解決していく。それでもどうしても折り合いがつかない時は、それもまた、お互いの成長過程に必要なこと、としばし距離を置けばいい。

人間は、ついつい、自分の作り上げた癖に戻りがちだが、意識的に訓練していけば、必ず、変換することができる。

全ての命の存在は、進化し続けるものだからだ。

もやっとしてしまったら「あ、フィルターチェンジ!」とリマインドするだけでも、案外、効果があるので、ぜひ、試してみて。

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