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サッカーとはエンターテインメントである。
お疲れさまです。
今日は久々に商談で横浜に。電車の移動時間のケツカッチン法を利用して今日もnoteを書きます #ソムリエくん こと神沼拓海です。
私が所属している社会人チーム 『AriesTokyo』 が先週の日曜日の勝利をもって東京都リーグ一部で優勝しました。
率直にいまの気持ちを書きたいなとおもいます。
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『お金を払ってサッカーを続ける意味』
ぼくは小学校1年生から現在に至るまでずっとサッカーをやっています。彼女もろくに作らず、人生のほとんどをサッカーに費やしてきました。(サッカーを言い訳にさせてください。)
ほとんどの人は就職して社会人になるタイミングで当たり前のようにサッカーをやめていきます。学生時代一緒に切磋琢磨してきたメンバーもほとんどが今はサッカーをやっていません。
そんな中で、ぼくはわざわざ時間とお金をかけてサッカーを続ける選択をしました。「なぜおれはサッカーを続けているのか。」ここはnoteでも何度か書いていますが、常に自問自答してアップデートする必要があると思っています。この議題に対して言語化する難しさをわかっているからこそ、noteを通して向かい合わなくては行けないと思っています。
今年エリース東京に所属して4年目。今期優勝するまでの道のりの中で、ぼくなりに感じたことが3つありました。
①精神的な成長
サッカーは11人しか試合に出れないスポーツ。エリース東京は40人弱のメンバーが所属していて、試合に出れるのは3分の1以下のメンバーのみ。みな平日仕事をしながら時間をつくりTRをしている。奥さんに文句を言われながらもTRしている人もいる。
平日お酒を飲みたくても我慢してTRに当てている。(これでも我慢しています。)それでも試合に出れない人がほとんど。多くの時間を犠牲にしてサッカーをしていても、公式戦にメンバーに入れず、ボールボーイやサポートをしてくれている選手がいる。
試合に出れなければもちろん悔しい。試合に出れれば、出れなかった人たちの分まで頑張る、ぜったいに負けないという想いでピッチに立つ。サポートしてくれている方々への感謝の想いをもってピッチに立つ。
エリース東京は素晴らしい選手がたくさんいるので、自然とそういう気持ちが芽生える。自分以外の誰かのためを想ってプレーするときのパワーって本当にすごい。
サッカーを続けることで、通常の生活では得られないさまざまな感情を日々抱くことができる。そして、その感情に対してきちんと向き合わなければ消化することができない。自然と自分と向き合う時間ができ、精神的に成長していることを感じることができる。
②自分が一番熱狂できるもの
時間を忘れて没頭できるもの。なにかを犠牲にしてでもやりたいと思えるもの。泣いたり笑ったり、怒ったり楽しんだりできるもの。感動できるもの。最高の仲間と出会えるもの。別れを悲しめるもの。時間の大切さを教えてくれるもの。最高だと胸張って言えるもの。自分の人生において誇れるもの。それがサッカー。
③サッカーはエンターテインメントである。
エンターテインメントとは人を楽しませるもの。楽しむためのもの。
とグーグル先生は言っている。
毎日平日TRをチームラインで投稿してお互い鼓舞しあう。試合に選ばれたら、出れなかった人たちの分まで絶対に頑張ろうと、感謝の気持ちを心で述べてピッチに立つ。点が入ったとき、試合に勝てたとき、自然と皆が抱き合っている。喜びを分かち合っている。
この瞬間の最高さって言ったらもう本当にはんぱじゃない。でも勝ったときの喜びや点が入ったときの喜びは、想いの総量に比例すると想っている。どれだけ想いが強いか。その想いの強さが、プレーとなって現れるし、喜びとなって現れる。
エリース東京。このチームじゃないと得られないものは大きい。
エリース東京でプレーしていなければ得ることができなかった様々な感情がある。みな様々な想いを抱きながら試合に向かう。ただ、みなの想いが重なったとき、とてつもないエンターテインメントがそこにはあった。
点が入った瞬間。身体を投げ出してボールを奪った瞬間。優勝の喜びを分かち合った瞬間。最高のエンターテインメントがそこにはあった。
世の中は便利で溢れている。便利すぎるがゆえに、得られないもの。現代社会においてみなが欲しているなにかを、このチームなら得ることができる。本気でそう想っている。
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「関東昇格」
ぼくらがまだ成し遂げていないこと。それは関東昇格。
2年前はあと一歩のところで成し遂げることができなかった。今年、また再チャレンジする切符を手にすることができた。
個人的には大学2年生のときに関東昇格を経験している。ぼくの今までのサッカー人生、というか人生のなかで最も嬉しかった瞬間がその時だった。あれだけ勝って泣くという経験はもうできないと想っていた。あれだけチームメイトと抱き合って、喜びを分かち合う瞬間はもうこないと想っていた。
今年、その瞬間を味わえるチャンスがある。当時の農大は本当に最高のチームだった。だから昇格できたし、あの喜びがあった。
でも、エリース東京ならあのときのチームを超えられる。あのとき以上の喜びを感じることができると確信している。
ぼくの人生において一番美しかったあの景色をもう一度見るために。
今日もぼくは仲間たちと全力で朝サーキットをやってきます。
本日も最高の1日にしましょう。
ではまた!
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神沼 拓海(かぬま たくみ)
1996年2月21日生まれ(25歳)/神奈川県横須賀市久里浜出身
【サッカー】Aries Tokyo 所属
【ビジネス】株式会社モトックス (ワイン専門商社) 3年勤務 / 株式会社SEA 代表 ~地元よこすかをより魅力的な街に~
【学校】遊学館高校/東京農業大学 【資格】J.S.Aソムリエ #日本一サッカーが上手いソムリエ
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