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なぜ今「デザイン思考」がもてはやされるのか?
デザイン思考ってなんか最近流行ってますね。巷ではもうデザイン思考の次とか言っちゃってる所もありますが。
デザイン思考、一度はチャレンジしてみたりどこかで聞いてみたりしたことはあるビジネスパーソンの方々は多いと思います。
この流行ってる所に楔を入れるわけではありませんが、1個最近あるデザイナーと話をすることがありました。
この人と話をしてた所、もう実は30年近く前からデザイン思考で仕事をして、新しい物を作り出したり意見を合意するようなプロセスをやっていたようです。
ってことは、デザイン思考って最近出たものではなく実はもう結構成熟された考えだし、なんなら普通なんじゃね?って思い始めました。
ちなみに、デザイン思考は私も野良ですけど勉強はしております。ただ、私の場合本当にデザイナーの人たちとの仕事の中での経験も含まれているので、崇高な学術で学んでるわけじゃないのであしからず。
デザイン思考という名前がなかった時代
会話をしたデザイナーはいわゆるWeb業界ではなく、イベントや展示などのデザインを行う、いわばプランナー系の人です。(ちょっと特殊なイベント業界です。コンサートとかそういうのではなく)
昔からイベントを作っていくためにはイベントを形作り、意義を作っていくために様々な確度から議論がされ、一つの方向性を作っていきます。
そこではいわゆるコンサルティング的なフレームワーク思考(MECEなやつ)は役に立ちません。なぜならば「存在も形も無いけれど、みんなの思いが集まるようなものを決める」からです。
3Cや4P、SWOTなどMECEな整理も勿論やってもいいのですが、それをすると出てくるのは既存の延長線上です。残念ながらうまくいかないです。
そこで必要なのが、「イベントを通じて参加者にどうなってもらいたいのか?」ということから始めるということです。
まさにこれってデザイン思考ですよね。
イベントの参加者を中心に起き、その人をベースに考えていく。
名前のなかった手法、でも本質は同じ。
ただなかなかこの考えで意識を統一するのは難しく、関係者と意思決定を合議で作りだすため、あれやこれやの手法で議論と整理をしていきます。
徹底的にイベントの参加者となる人たちの人となりを理解していく。
そして、そこからそのイベントのミッションとなる種を整理していく。
そして、その種を実際にストーリーとして組み立ててきちんと伝わるかを確認する。
これもそっくりですね。デザイン思考に。
昔からこの人、この業界の人たちはやってたんですよね。驚きました。
いつの間にか、合理的な考え方をしすぎてたかも。
こんな話を聞いてるうちに、思ったのが・・・
むしろ最近みんな合理的な考え方をしすぎてたのかも?
と思うようになりました。合理的な考えってなんかハズレ値は少ないんですけど、優等生なんですよね。爆発力は無いことが多い。
要は、合理的な考えで面白みもないモノ/コト/サービスが増えすぎた。
だからこそ今デザイン思考って考え方が持て囃されてるのかもしれません。