人生最大のコンプレックスの話
どんなすごい方でもコンプレックスのひとつやふたつくらいはありますよね。
僕は思春期の10代はかなりネガティブだったこともあり、それはそれはコンプレックスの塊でした。
橋本環奈のちょうど2倍の顔、人類史上でもトップクラスの短足、シジミみたいな目、10代は人目が恐ろしかったものです。
ただそのコンプレックス達よりも、もっと恥ずかしかったのが、乳輪です。もう一度言います、乳輪です。
え?と思われる方が大半でしょう。
男でコンプレックスになる乳輪てなんやねん、そう思うでしょう。
僕の乳輪は、92%以上の成人女性の乳輪より、デカいです、そしてぷっくりしています。
イメージしづらいと思うのですが、直径で言うと3.5センチ、アダルト女優の方で言うと琴乃さんとか羽咲みはるさんくらいはあります。
今でも忘れません、中学生一年生の頃、自分でもわかるほど日に日に自分の乳輪がデカくなっていきました。
当時は、なんじゃこれは、おれは女体化してるのか?と本気で悩みました。
着替えるときなども、人に見られないようにコソコソ着替えてました。
そして今でも超絶アホな僕が、中学生の頃、IQ16くらいで編み出した乳輪をデカくしないための方法。それは洗濯バサミで乳首をつまみ、1時間耐えるというものでした。
今考えれば、意味不明なのですが、1時間位耐えると謎の液体が1ミリリットルくらい出てきます。それによって乳首が少し小さくなってるように感じたのです。
結果はお察しの通り。鬼の逆効果。
中学生3年生を迎える頃には、成人女性よりも大きい乳輪が出来上がりました。
そして迎える高校生活。
僕はこの乳輪を見られたら高校生活が終わる、そう確信していました。
は?こいつの乳輪デカすぎじゃね?おい、みんな見ろよ!化け物だ!!
そんな風にいじめられると確信していました。
だからどうにかしてこの乳輪を隠さなければならない、でも着替える時自然でないと、みんなバレてしまう。そこで編み出した方法は、乳首をつねり、一時的に立たせることでした。
これは効果てきめん。
一秒にも満たない刺激で、2分ほど乳首が隆起します。
乳首が隆起すると、一般男性と変わらない乳首になる。
これは僕の中で世紀の発見でした。
インターネットが開発されたり、今でいうとchatGPTが開発される、それくらいのインパクトが僕の中ではありました。
みんなで着替えるとき乳首をギューーーンとバレないようにつねり、仮りそめの乳首をみなに見せつけました。
どうだ、俺の乳首にはなんの問題もないだろう、そんな風に心の中では思っていました。
ただし効果は2分ほど。ウルトラマンタイマーより短いのです。2分を超えるとぷっくりデカ乳輪に戻って高校生活が終わる。
ですからフィリピン人のおじさんのように、上裸で歩き回る、そんなことは一切出来ませんでした。
この乳首つねりにて、高校3年間、コンプレックスからは逃げ切れました。
ただ成人を迎える頃から、乳輪デカいからなんやねん、とシンプルに思い始めました。
飲み会ではよく意味不明に上裸になることってあるじゃないですか。僕の大学はFラン大学だったので、上裸どころか、全裸になっていました。
乳首をつねり、仮りそめの乳首を見せることに嫌気が差した僕は、ありのままの乳輪で全裸になりました。
結果、乳輪よりも毛むくじゃらアマゾンの中のポークピッツのほうが面白くて、誰も乳輪を見ていませんでした。
あ、なんだ。コンプレックスってこんなものだったのか。
乳輪を見られたら人生が終わる、なんてことはないんだ。
僕は自信を取り戻しました。
その後はありのままで上裸になり、時には乳輪デッッッッッッッ!!って笑われることもあります。
でも僕は何も感じません。むしろ見せつけたい気持ちすらあります。
僕の乳輪でみんなが笑顔になるならどうぞ見てくれ、そんな気持ちです。
皆さんもコンプレックスあると思います、ですが、意外と人は何も思っていないんだと思います。ありのままの皆さんが素敵なんです。
フィリピンにお住まいの方、もし乳輪で爆笑したいときはどうかRestobar78にお越しくださいませ。
『乳輪を見た』と仰っていただけましたら、大豆2粒サービスで出します。
今日もぷっくりデカ乳輪で、マカティを爆走していきます。ご拝読、ありがとうございました。