「【この本の核】「株式投資の未来」から吸収したこと」
来ていただき有難うございます、まにほです。
今回は、
「【この本の核】「株式投資の未来」から吸収したこと」
についてです。
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この本も、以前ご紹介した「ウォール街のランダムウォーカー」と同じくらい、投資のバイブルといって良い程の名著です!
個人的には、「ウォール街のランダムウォーカー」と、この「株式投資の未来」と、あともう1冊(後日書きます)の3冊が投資のバイブルの3大巨頭と思っています!
この本は、2005年にジェレミー・シーゲルというアメリカの経済学教授が書いた本です。
自分なりに吸収したこととしては、以下の通りです。
(自分で消化していく中で意訳している部分も多分にあります)
トータルリターンは、成長性と投資家の期待との乖離が大きい場合に高くなる
まずトータルリターンとは、キャピタルゲイン(値上がり)とインカムゲイン(配当)を合わせたリターンの合計のことです。
基本的には、株価は成長性の高い企業の方が上がりやすいです。
例えば、エクソンモービルよりも、テスラやクラウドストライクなどの成長企業の方が株価はグングンと伸びていますよね。
が、しかし!!
ここで気をつけないといけないことがあります。
それは、「成長の罠」というやつです。
どういうことでしょうか?
確かに、テスラやクラウドストライクは急成長し、株価もグングン伸びています。
ですが一方で、それは多くの投資家に人気があり、注目が集まってたくさん買いが入っているということでもあります。
学校や職場でいう超人気者とも言えるでしょう。
では、今から買って、果たして多くのリターンを得られるでしょうか?
超人気者でたくさん買い込まれてすでに株価が上がっている企業は、たとえ成長していたとしても、期待していた程のリターンが得られない可能性が多いにあります。
下手したら、飛びついた時が天井で、その後みるみるうちに急降下していく危険性すらはらんでいます。
これが「成長の罠」というやつです。
株価は、暴落を挟んだ方がトータルリターンは高くなる
毎月一定額を積立投資していく場合、綺麗な右肩上がりのチャート推移よりも、暴落を挟んだギザギザしたチャートの方がトータルリターンは高くなるということですね。
例えば、2020年3月頃にコロナショックで株価が暴落しましたが、
その時に買付をしていた株(ETF)は、かなり安い値段で株数を多く買い付けることができました。
その時は、600万円くらい資産評価額が減ってそれなりにショックな気持ちにはなりましたが、今思うとその時に株数を多く買えた分、現在の資産評価額がより高まったと思います。
もし直線的で綺麗な右肩上がりのチャートだったら、今ほどの資産評価額にはなっていなかったでしょう。
ドルコスト平均法も有効だが、その投資先が永続しないと紙屑の山を買うことになる
毎月3万円積立投資をしているとして、当たり前ですが
ゴミ箱に向かって諭吉3枚を毎月放り投げる人はいないですよね(笑)
ですが、もし投資先が倒産などで消滅した場合、ゴミ箱に向かって諭吉3枚を放り投げていたことと同じ結果になります・・・( ゚Д゚)(笑)
ドルコスト平均法などで毎月積立投資をする場合、その投資先が永続的に存在するのか/永続的に成長していくと自分が信じられるかが極めて重要です。
一番オーソドックスなのは、全世界株に投資することかと思います。
万一どこかの国が崩壊しても、世界経済が破滅しない限りは存続しますね。
一方で、個別株への集中投資がいかにリスキーかというのも再認識できます。
今調子の良い企業でも、それが永続するのか?というと自信を持ってYESとは言えないからです。
もし興味があれば、読んでみてください!
今回は以上です。
読んでいただきありがとうございました。
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