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バーレスクを観に行った話(沙凪)

単刀直入に言うととっっっっっっても楽しかった!!

12月に、友人の下田と一緒にバーレスクを見に行きました。お互い初めてのバーレスク体験。緊張とワクワク、そして冬の寒さで肺が縮こまるような思いをしながらも、最高に楽しい時間を過ごすことができました。この素晴らしい体験を、少しでも多くの方と共有できたら嬉しいです。楽しんでいただけたら幸いです。

まず、バーレスクって何?

バーレスク(Burlesque)とは、もともと文学や演劇のジャンルで、有名な作品やテーマを誇張したり、滑稽に描いたりすることを特徴とするものです。この言葉は、イタリア語の「Burlesco」に由来し、「冗談」や「嘲り」という意味があります。現在広く知られているバーレスクダンスは、音楽に合わせて女性らしさを強調する動きや、衣装を少しずつ脱いでいく「焦らし」などのチラリズム技法を使ったパフォーマンスが特徴です。

バーレスクは、ストリップと異なる点がいくつかあります。その大きな違いは、局部(女性の乳首や女性器、男性の男性器)を見せないということ。ストリップのように全裸にはならず、代わりに魅惑的な衣装やエンターテインメント性の高いパフォーマンスが魅力です。パフォーマンスには、ストーリー性があるものもあれば、自己表現を大切にしながら色気のある動きで魅了するものもあります。
バーレスクは、自由かつ繊細でありながら、観客を引き込む力を持つ素晴らしいエンターテインメントです。

行ってきます!

会場に到着すると、すでに数人のお客さんとパフォーマーの方々がいらっしゃいました。ステージは遠い存在だと思っていたのですが、思ったよりも距離が近く、緊張が加速します。予約していたチケットを受け取った後、私たちはステージに近い席に案内されました。
今回はバスクチーズケーキ付きのチケットだったので、美味しいフードを食べながらショーを楽しめるという贅沢な体験!ショーが始まる前、約30分ほど、他のお客さんやパフォーマーの方々と和気あいあいとした雰囲気で過ごし、少しずつ緊張をほぐしていきました。

緊張からのド緊張

そんな中、突然現れたのは、なんとケニーバーキンさん!目の前に立った瞬間、その美しさとオーラに圧倒され、私は緊張で言葉が出ませんでした。ケニーさんは、私がバーレスクに行こうと思ったきっかけの人物でもあり、バーレスクの魅力に引き込まれたのもケニーさんのおかげだったのです。
そんなケニーさんが、私たちに優しく話しかけてくださり、少しずつ緊張がほぐれました。ケニーさんが「楽しんでね!」と言ってくださった瞬間、私たちはようやく笑顔になり、心からその言葉に感謝しました。

↓ケニーさんのプロフィールはこちら↓
https://twitter.com/kennybirkin


いよいよショーが開幕!

19:30、ついに第一部のショーが始まります。本日のショーは1部と2部に分かれており、合計7名のパフォーマーによるパフォーマンスが展開されました。初めてのバーレスク、「未知の体験」に胸が高鳴ります。ここでは、特に印象に残ったパフォーマー、ケニーバーキンさんのパフォーマンスについて詳しくご紹介したいと思います。

  • ケニーバーキンさんの歌唱・ポールダンス・バーレスク
    ケニーさんのパフォーマンスは、歌唱、ポールダンス、バーレスクの全てが素晴らしく、まさに圧巻でした。美しい歌声でクリスマスソングを披露し、観客と心を通わせるようにフロアを歩きながら歌う姿に感動。ポールダンスでは、その鍛え上げられた肉体美と宙を舞う姿がまるで夢のようでした。重力を感じさせない足取り、まるで白鳥が舞っているかのような美しさに心を奪われました。

    1. パフォーマンスが進むにつれて、衣装を少しずつ脱ぎながら、その美しい肉体が露わになり、その度に観客からは驚きと感動の声が上がります。最後には、なんとケニーさんの股間部分にクリスマスツリーが現れるというサプライズも!そのユーモアとエンターテイメント精神に、会場は笑顔と歓声に包まれました。

    2. ケニーさんのパフォーマンスを観終わった後、チップタイムが始まります。私たちがチップを渡すタイミングでケニーさん「楽しかった?」と声をかけてくださり、私たちは心から「楽しかったです!」と叫びました。この瞬間が、私にとっては一生忘れられない思い出となりました。


フードが美味しすぎる

ショーを観ながら食べたバスクチーズケーキとキューバサンドは絶品でした。こんなに美味しい料理を食べながら、素晴らしいパフォーマンスを観ることができるなんて、まさに至福のひととき。もう言葉にできないくらい幸せでした。

ショーの終了と写真撮影

ショーが無事終了し、演者さんとの集合写真撮影タイムが設けられました。私たちはケニーさんと一緒に写真を撮ることができ、とても嬉しかったです。撮影してくださった方々もとても優しく、素敵な時間を共有することができました。これらの写真は、今後ずっと大切な宝物になることでしょう。

帰り道

ショーが終わり、帰り道では下田と興奮冷めやらぬ状態で、お互いの感想を語り合いました。お店の中ではショーに集中しすぎてあまり話す時間がなかったので、帰り道でその思いをすべて吐き出しました。それほどまでに楽しく、貴重な体験だったということです。私たちは「また行こうね!」と何度も言いながら、次回のショーの計画を立てていました。

終わりに

初めてのバーレスク鑑賞、そしてケニーさんをはじめとするパフォーマーの素晴らしいエンターテイメントに触れ、私たちは心から楽しむことができました。出演者の方々、お客さん、スタッフの皆さん、すべての人々が優しく、温かい雰囲気を作り出していて、本当に幸せな時間を過ごしました。

バーレスクはただのショーではなく、観客と演者が一体となって楽しむ、深い意味を持つエンターテイメントだと感じました。もしこの記事を読んで少しでもバーレスクに行きたくなった方がいれば、ぜひ一度体験してみてください!
ではまた!

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