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【Vol.5】手持ちのPS1ソフトの簡易的レビューとオススメソフト紹介


【はじめに】

PS1の所有ソフトが100本に達成したので、全ソフトの簡易的レビューとオススメソフトの紹介です。

※本記事はVol.5となっています。他の回は以下のリンクから飛んでください。

Vol.1 アクション&RPG編
Vol.2 パズル&アドベンチャー編
Vol.3 シューティング&レース&シミュレーション編
Vol.4 ヘンテコ&バラエティー編

※PS1のソフトにあまり触れてこなかった人をイメージして遊びやすさ・万人向けの難易度・現在でも通用する面白さを個人的に考慮したオススメ度を掲載しています。

【NO.81〜NO.90 もっと!アクション編】

NO.81 「ロックマンX3」

オススメ度:★★★★☆(良作)

「ロックマンX」シリーズの3作目。スーパーファミコンで発表されたX3をPSにアレンジを加えて移植したものです。レプリロイドを操るドップラー博士を倒す為、イレギュラーハンターであるエックスとゼロが立ち上がります。
ハイスピード且つ骨太なアクションは本作でも健在。難易度の高さが目立ちますが十分に楽しめる2Dアクションです。

NO.82 「ロックマンX4」

オススメ度:★★★★★(心に残る名作)

「ロックマンX」シリーズ4作目。突如起こった「スカイラグーン落下事件」によりレプリフォースとの全面対決が行われることになったイレギュラーハンター達。エックスとゼロは平和を求め、それぞれの戦いへの道を進んでいきます。
今作はゼロを最初からプレイアブルキャラとして選ぶことができます。ストーリー、演出面、爽快感、丁度いい難易度とXシリーズ最高峰という呼び声も少なくありません。Xシリーズに興味のある人に是非オススメしたい作品です。

NO.83 「悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲」

オススメ度:★★★★★(心に残る名作)

萩原徹氏が手がけた「悪魔城ドラキュラ」シリーズの一作。永い眠りから覚めたアルカード。突如消えたリヒター、復活した悪魔城、アルカードは再びドラキュラ伯爵を倒すべく、悪魔城へと向かいます。
本作はステージクリア型ではなく探索型アクションとなっています。広大なマップやゴシックホラーを基調とする美しい世界観によって今でも名作と語られることが多いです。難易度も低いのでアクションに慣れていない人でも楽しめる作品。

NO.84 「蒼魔灯」

オススメ度:★★★★☆(良作)

罠を張って敵と戦う「刻命館」シリーズの3作目。突如アレンダル島に誘拐されたレイナはトラップを操る力を手に入れます。事件の黒幕であるフレデリック王を倒す為にレイナが奮闘します。
前作よりも罠のバリエーションが増え、コンボもパワーアップしました。ストーリーに一貫性が無いのが難点ですが、コンボを考える楽しさと爽快感が上手くマッチした良作です。

NO.85 「ナイトメア・クリーチャーズ」

オススメ度:★★★☆☆(普通)

ゴアでゴシックホラーな世界観が特徴の3Dアクションゲーム。アダム・クロウリーの野望を阻止する為にイグネイシャスとナディアが立ち上がります。
ラジコン操作のローポリアクション。本作の特徴としてコマンド攻撃を採用しています。悪くない作品なのですが、飽きやすい一本道のステージやイライラが募るラジコン操作があるので、今更プレイする必要はないかもしれません。

NO.86 「ドラえもん のび太と復活の星」

オススメ度:★★☆☆☆(微妙)

度々ゲーム化している「ドラえもん」のPS初参戦作品。冬休み、宇宙救命ボートを使って宇宙探索を行っていた一行は謎の惑星に不時着します。そこではセントラルコンピュータの異常による暴走が発生しており、間もなくステーション自体が爆発する事が発覚。果たして、のび太達は惑星を救うことはできるのでしょうか。
横スクロールアクションなのですが、ひどすぎるポリゴンや理不尽な当たり判定、少なすぎるボリュームとよくあるダメなキャラゲーです。唯一、ストーリーは好きなので、気になった方は調べてみてください。

NO.87 「ハリーポッターと賢者の石」

オススメ度:★★☆☆☆(微妙)

世界で大人気の「ハリーポッター」シリーズの1作目のゲーム化。主人公のハリーを操作してホグワーツ魔法学校の謎を解き明かしましょう。
3Dアクションゲームなのですが、正直ゲームとしてもファンアイテムとしても微妙です。度々挟まれるおつかいイベントに無性にイライラします。

NO.88 「アーマードコア マスターオブアリーナ」

オススメ度:★★★★☆(良作)

「アーマードコア」シリーズの3作目。システムは変わらず、パーツや機体数が大幅に追加され、歴代でも人気の高い作品となっています。PSシリーズの中では難易度が高いのですが、それ以上にやり込み要素やパーツの組み合わせの数が魅力の作品です。

NO.89 「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」

オススメ度:★★☆☆☆(微妙)

1999年に公開された同名映画のゲーム化。3Dアクションなのですが、難解な謎解きが多くキャラも動かしていてそんなに楽しいものではないです。ファンアイテムとしての位置づけであって特に思い入れのない人には凡作でしょう。

NO.90 「シェイクキッズ」

オススメ度:★☆☆☆☆(やめとけ)

ローポリ2Dアクションゲーム。シェイク職人を目指すランディー。ある日、動物達の異変によって住民が困っていた所を助け、異変を解決しようと旅に出ます。
悪魔城ドラキュラのようなアクションにシェイクという名の連打を加えただけです。シェイクをする意味がスコアを稼ぐことしかないので、全くする必要が無いことを早々と理解するでしょう。プレミアソフトで買うこと自体が難しいのですが買わなくて大丈夫です。

【NO.91〜NO.100 もっと!RPG&バラエティー編】

NO.91 「ファイナルファンタジー9」

オススメ度:★★★★☆(良作)

人気RPG「ファイナルファンタジー」シリーズ待望の9作目。盗賊団タンタラスの団員であるジタンが、アレクサンドリア王国の王女、ガーネットを誘拐しようと城に乗り込む所から物語が始まる。そして、今回の事件に巻き込まれた少年ビビ。2人が冒険の中で互いに成長していく群像劇のようなストーリー。
PS最後のFF。コンセプトが「原点回帰」となり、8と比べて純粋なファンタジーに戻りました。PS最後期だけあってグラフィックは最高峰。システムもシリーズの中でも取っ付きやすい方だと思います。ストーリーは賛否両論ですが、細部まで作り込まれていて、考えさせられるものとなっています。

NO.92 「ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 〜不思議のダンジョン〜」

オススメ度:★★★★★(心に残る名作)

「1000回遊べるRPG」として名を馳せた「トルネコ」シリーズの2作目。無事に「しあわせのはこ」を手に入れたトルネコでしたが、再び村にモンスターが現れて大慌て。トルネコはもう一度冒険に出ることを決意します。
所謂、ローグライクと呼ばれるダンジョンRPG。入る度に構造が変わるダンジョンやレベルリセット、空腹の概念なんかが有名です。本作から合成やツボが登場し、プレイの幅がグッと広がりました。難易度は低くなりましたが、やり込み要素も豊富で歴代のローグライクの中でも最高峰、との呼び声も高いです。

NO.93 「玉繭物語」

オススメ度:★★★☆☆(普通)

ジブリで有名な近藤勝也氏がキャラデザを担当したRPG。繭使いである主人公レパントがサイラスの村を守る為に森に入り、異変の真相を突き止める。
敵として登場するモンスターを捕まえて、味方として育成するRPGです。さらに捕まえるだけでなく、合成といった要素もあり、自身の好きなステータスのモンスターとした育成することが可能です。ストーリーも説明不足ではありますが、悪くないです。雰囲気もジブリっぽく幻想的な感じ。しかし、戦闘のつまらなさやテンポの悪さは擁護できません。雰囲気に魅了された方はプレイしてもいいかもしれません。

NO.94 「ルナティックドーン3」

オススメ度:★★★☆☆(普通)

SLG界の重鎮、アートディンクが放ったRPG「ルナティックドーン」の3作目。ストーリーは特にありません。自由度が高く、何をするのも自由です。
とにかく評価が分かれる作品。地味な戦闘や音楽にウンザリする人もいれば、何時間遊んでも飽きない、という人もいます。簡単に言えば1人で遊ぶMMOみたいな感じでしょうか。

NO.95 「ファイナルファンタジー タクティクス」

オススメ度:★★★★★(心に残る名作)

「タクティクスオウガ」の松野氏がスクウェアに移籍して手がけた外伝的作品。イヴァリース二代将軍家の権力争いに巻き込まれたラムザとディリータは、後に「獅子戦争」と呼ばれる戦争に身を投じることになる。
クォータービュー形式のSRPG。タクティクスオウガのシステムにFFのATBが導入された戦闘が特徴的です。特に評価されているのはストーリーでしょう。FFらしからぬダークな世界観や陰鬱なストーリーは唯一無二であり、魅力的です。ジョブシステムといった育成要素も楽しい良作です。

NO.96 「マジカルドロップ3 〜よくばり特大号!〜」

オススメ度:★★★★☆(良作)

データイースト作の落ちものパズルゲーム。大会を勝ち抜いて何でも願いを叶えてくれる"マジカルドロップ"を手に入れましょう。
後付け連鎖が特徴。落ち物パズルの中ではかなりスピードが高いです。ぷよぷよやテトリスと同じぐらいゲーム性が深く、極めようとするとずっと遊べます。

NO.97 「カードキャプターさくら クロウカードマジック」

オススメ度:★★★☆☆(普通)

NHKで人気を博した少女アニメ「カードキャプターさくら」がパズルになってPSに登場。前方から迫ってくるクロウカードに同色のカードをぶつけて消しましょう。ママコンにも対応しており、親子で楽しむことができます。
ArikaのCCさくらシリーズ第2弾。「クォース」に連鎖を取り入れたようなパズルゲームです。進めていくと、アニメのシーンが解放されたりとコレクション要素もあります。ただ、熱中するほどの面白さは無いように感じました。

NO.98 「テトリスwithカードキャプターさくら エターナルハート」

オススメ度:★★★☆☆(普通)

「カードキャプターさくら」がテトリスになって登場。クロウカードが隠されたテトラミノを消して、さくらカードにしましょう。
ArikaのCCさくら第3弾。Arikaが制作した「テトリスザグランドマスター」のルールをほぼ流用しています。難易度が「イージー」、「ノーマル」とあるのですが、ノーマルは時間制限が厳しく、テトリスに慣れた人でもクリアするのは一苦労です。ストーリーもアニメをおさらいするだけなので、マニア向けかと思います。

NO.99 「ヴァンパイアセイヴァー EXエディション」

オススメ度:★★★★★(心に残る名作)

カプコンが送りだした「ヴァンパイア」シリーズのハンター2,セイヴァー,セイヴァー2の3作がリミックスされた2D格闘ゲーム。吸血鬼や狼男のようなダークストーカー達が権力争いの為に戦います。
ゲームスピードがかなり早い2D格闘ゲームです。簡単に技が繋がる「チェーンコンボ」やガードしてからすぐに攻撃に移れる「ガードキャンセル」も健在です。古い作品ですが、未だに語られることも多い格闘ゲームで、今でも充分に遊べます。

NO.100 「カルドセプト エキスパンション」

オススメ度:★★★★☆(良作)

ボード上でカードでクリーチャーやスペルを召喚して魔力を集めるカードゲームです。カードを操るセプターである主人公は人頭杖ゴリガンと共に世界を正しい方向に導く旅に向かいます。
「モノポリー」と「遊戯王」を足したようなゲーム。デッキを組んで、互いの領地を奪い合いながら魔力を規定数まで集めたプレイヤーの勝利です。中々複雑なルールで単に強いクリーチャーを集めれば良いというわけではないのが、このゲームの面白い所。しかし、試合展開が遅く、じっくり腰を据えてやりたい人向けのゲームです。

【これからPS1を始める人へ&私のイチオシ!ソフト】

というわけで100作品を紹介させて頂きました。5ヶ月ぐらいかかっちゃった。私がこの記事を書こうと思った経緯として100本達成というアニバーサリーを祝うことの他に、今からPS1をプレイしたいという人に向けて何か書けないか、と思ったからです。PS1ってイマイチ盛り上がってないよな…

なので、これからPS1を始めたいと思っている人に向けてのソフト選びのアドバイスのようなものと紹介した中で私だったらこれを勧める、というものを発表します。

それでは、まずアドバイスから。

【アドバイス1 過度な期待をしない】


意外と重要かもしれません。まず、PS1に限らず、昔のゲームは基本的に今のゲームと比べると地味で面白さが分かりにくかったりします。中には当時は斬新で面白かったのに今となっては当たり前で陳腐な作品だと評価されてしまうのもあります。というか大体そうだと思います。

なので、あまり期待しない方がいいです。よく「これは名作!今でも十分通用する面白さ!絶対やった方がいい!」みたいに言ってくれる方がいますが、鵜呑みにしない方が良いです。FF7やGTやガンパレなんかは今やっても全然凄さが分からなくてつまらないでしょう。ただ、PS1はかなりのソフト数なので、1つぐらいは自分にピッタリ合うソフトがあります。周りの情報は気にせず、自分の感覚で見つける方がお気に入りのソフトに出会えるかもしれません。

【アドバイス2 PS Plus加入特典のPS1ソフトで遊ぶ】

PS4/PS5で展開されている「PS Plus」の対象プランに加入すればPS1ソフトのいくつかを遊ぶことが出来ます。かなり数は少ないですが、今回ご紹介した「エイブ・ア・ゴーゴー」や「I.Q」といった名作は収録されているので、実機持ってないから出来ん、という人でもPS4/PS5を持っている人は気軽に試せるのでオススメです。

【アドバイス3 The Best シリーズを選ぶ】

PS1時代ではソニーがオススメソフトとして廉価版の「PlayStation The Best」シリーズを展開していました。これらは売上も高く、ソフトの質もある程度保証されている(中には遊戯王の例のソフトがあったりするので一概には言えない)ので、地雷を引く確率は少なくなると思います。The Bestシリーズも色々あり、誰でも楽しめる「The Best for Family」やPS Oneの発売に当たり、再度廉価版として発売された「PS One books」があります。中でもPS One booksは、2000年以降に発表されたもので、PS2が発売された時でも"面白い"と評価されていたソフトなので、ハズレはほぼ無いと思います。

PS one booksで発売された全ソフトが載ってあるwikiを貼っておきます。参考に。ク○ゲー判定貰ってるゲームがチラホラあるのは何なんだ…

【アドバイス4 有識者に聞く】

私とかね?(ドヤ顔)

できる人は限定されますが、最強です。遊びたいソフトについて詳しい人にズバリ聞いちゃいましょう。友達だったら借りて遊べたりするし。ゲームカタログなんかは割と記載されていてる評価通りであることが多いです。ただ、中には過大評価のものあったり、「評価なし」でも、"良作よりの無し"なのか"駄作一歩手前の無し"なのかが曖昧なものもあるので、信頼度は80%ぐらいです。あと、ゲームレビューはあてにしてはいけません。その人の私見が入っているので(勿論、私の感想も)。レビューとかは読んで楽しんだりするものであってソフト探しの指標にすると本当に痛い目に逢います。特にレトロゲームは当時の感覚で語られることが多いので、地雷が凄まじく多いです。

【私のイチオシ!ソフト】


今回100本のソフトを紹介した訳ですが、中でもオススメのソフトを5本紹介します。

・FFT
・クラッシュ・バンディクー3
・ダブルキャスト
・ロックマンX4
・パズルボブル2

レトロゲーム初心者に私が勧めるとしたらこの5本ですかね。どれも1000円以下で手に入るし、今のゲームに慣れている人からしたら新鮮で面白い!ってなるラインナップだと思います。

・R4
・ウンジャマラミー
・風のクロノア
・エイブ・ア・ゴーゴー
・ポポロクロイス物語2

完全に私好みのやつ。R4はレースゲーム興味ない人にこそやって欲しいですね。

【まとめ】


このシリーズを始めた時から結構時間がかかりましたが、完結です。これを書いている時にはPS1のソフト数が130本くらいになっちゃったよ。PS1はクリアしたらその都度感想を残したいと思っていますので、良ければ参考にしてみて下さい。次回は200本目で会いましょう。
それでは。

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