【Vol.1】手持ちのPS1ソフトの簡易的レビューとオススメソフト紹介
【はじめに】
こんにちは。
私事ですが、先日、所有するPS1ソフトの数が100本に達しました。
これは私にとって快挙なことです。中学生の時に死ぬまでにPS1ソフトを全てクリアすると決意したのですが、他のハードに浮気してしまったり、オンラインゲームに夢中になったりと中々PS1一本でやってこれてなかったのがこんなに遅くなってしまった原因かなと。
この100本ですらまだクリアできていないですが、一応プレイはしたので、今私が所有しているPS1ソフトの簡易的な紹介と今からPS1を始める方に向けてのオススメのソフト5本をここに残したいと思います。
長いので、20本ずつぐらいに分けて紹介します。
早速紹介します。
※本記事はVol.1となっています。他の回は以下のリンクから飛んでください。
Vol.2 パズル&アドベンチャー編
Vol.3 シューティング&レース&シミュレーション編
Vol.4 ヘンテコ&バラエティー編
Vol.5 もっとアクション&RPG&バラエティー編
【NO.1〜NO.10 (アクション編)】
※PS1のソフトにあまり触れてこなかった人をイメージして遊びやすさ・万人向けの難易度・現在でも通用する面白さを個人的に考慮したオススメ度を掲載しています。
・NO.1 「クラッシュ・バンディクー」
オススメ度:★★★★☆(良作)
主人公のクラッシュがジャングルや遺跡を得意のジャンプとスピンで駆け抜ける3Dアクション。
一時期はソニーの顔みたいなポジションでリリース当時から人気な作品でした。私も好きなゲームなのですが、難しいのとセーブといったシステムの不親切さが目立つので、同シリーズの他作品を先にやることをオススメします。
・NO.2 「クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲」
オススメ度:★★★★★(心に残る名作)
人気シリーズの2作目。前作と比べてグラフィックが格段に向上。さらなるアクションも引っさげてクラッシュが帰ってきました。新しい舞台は雪山地帯や地下水道、はたまた宇宙まで!?クラッシュの新たな冒険の始まりです。
前作と比べて難易度が落ち、セーブも親切な仕様になりました。本シリーズに触れたい人は本作から入るのがオススメです。
・NO.3 「クラッシュ・バンディクー3 ぶっとび!世界一周」
オススメ度:★★★★★(心に残る名作)
人気シリーズの3作目。今度は世界を股に掛けることになったクラッシュ。中世ヨーロッパやピラミッド、恐竜がいる沼地や深海など・・・クラッシュもさらに新しいアクションを覚えてきました。今回は妹のココも一緒に頑張ってくれるそうです。
私が人生で初めてプレイしたゲーム。シリーズの中では遊びやすくやり込み要素も一番高いです。今遊んでも面白いと思います。
・NO.4 「ジャンピングフラッシュ! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻」
オススメ度:★★★★☆(良作)
「飛びゲー」を自称する3Dアクション。他に類を見ないジャンプが特徴で3段ジャンプまでできちゃいます。DOOMのような一人称シューティングとマリオ64のような箱庭アクションがミックスされた作品で爽快なアクションが楽しめます。
ステージ数が短いので1周回のタイムアタックがアツイです。難易度もそこまで高くないのでアクション初心者にもオススメ。クリア後にはさらに高いジャンプが味わえるエクストラモードが待っています。
・NO.5 「風のクロノア 〜door to phantomile〜」
オススメ度:★★★★★(心に残る名作)
絵本のような雰囲気が特徴的な2Dアクション。ある日、不思議な夢を見たクロノア。慌てて起きると外で何かがズドォーン!と音を立てて落ちるのが見えました。「夢と同じ光景だ!見に行ってみよう!」相棒のヒューポーと一緒にドキドキの冒険が始まります。
簡単なアクションと優しくも吸い込まれそうになる世界観が魅力です。当時としては珍しい「ストーリーや世界観にこだわったアクション」として今も名作と語られます。感動のエンディングは必見です。
・NO.6 「クレイマン・クレイマン2 〜スカルモンキーの逆襲〜」
オススメ度:★★★☆☆(普通)
制作に3トン以上の粘土を使い、キャラや世界が全て粘土という変わったゲーム「クレイマン・クレイマン」のシリーズ2作目。前作はアドベンチャーであるのに対し、今作は2Dアクション。ひょんなことから復活したクロッグを倒すためにクレイマンが立ち上がります。
マリオのような2Dジャンプアクション。粘土の世界ということもあって画面はとても異質な感じです。良く出来たゲームなのですが、意図的に難易度を上げたかのような場面が多く、ゲーム初心者には勧められません。腕に自信のある方にはオススメです。
NO.7 「エイブ・ア・ゴーゴー」
オススメ度:★★★☆☆(普通)
2Dアクションゲーム。工場で奴隷のように働かされていたマドカン族のエイブは「マドカン族を死ぬまでこき使ってやる。」という驚愕の事実を聞きます。命の危機を感じたエイブは工場で働かされている99人の仲間の救出と工場の脱出を目指します。
プリンス・オブ・ペルシャのような操作感とメタルギアソリッドのようなステルスアクションが特徴です。エイブは敵を攻撃する術を持っておらず、「チャント」という能力だけで突破していきます。最大の特徴はPS1アクションで屈指の難易度を誇ります。正に死んで覚えろというゲームです。私は大好きなゲームなのですが、独特の操作と高い難易度は一部の人以外受け入れなさそうです。
NO.8 「ハーミィホッパーヘッド 〜スクラップパニック〜」
オススメ度:★★☆☆☆(微妙)
マリオ型2Dアクション。主人公ハーミィはひょんなことから誰も知らない星「タマゴ星」に迷い込んでしまいます。オトモを引き連れて、いざ冒険の始まりです。
オトモが特徴な2Dアクション。オトモにはモードがあり、モードを考えて進んでいくのが攻略のカギです。途中までは簡単なのですが、ワールド5辺りからいきなり難しくなります。特に目新しいのは無いので、これをやるよりかはマリオをやった方がいいのかなぁという感じでした。
NO.9「トゥームレイダー2」
オススメ度:★★☆☆☆(微妙)
謎解きや銃撃戦が特徴の3Dアクション。探検家ララ・クラフトがお宝を求めて冒険する人気シリーズ「トゥームレイダー」の2作目。「サイアンの短剣」に興味を持ったララが中国に向かいます。新アクションもあって前作よりもパワーアップ!
現在でも続くトゥームレイダーですが、PS1時代はラジコン操作で謎解きもかなり不親切です。難易度は体感的にゼルダ時オカを初見で楽々クリアできるぐらいでないと厳しいでしょう。私も本シリーズは好きなのですが、未だにクリア出来てないです。
NO.10「ディノクライシス」
オススメ度:★★☆☆☆(微妙)
バイオと同じチームが作った3Dホラーアクション。エージェントであるレジーナを操作して軍事研究施設に取り残されたカーク博士の奪還と突如現れた恐竜の謎の解決を目指します。
恐竜版バイオハザードといった感じ。私はバイオをやったことがないので比較できませんが、謎解きやアクションが激ムズです。武器も貧弱でリアルな恐怖感と投げ出したくなるストレスが味わえます。カプコンのゲームは好きなのですが、これはあまり好きではありません。
【NO.11〜NO.20 (RPG編)】
NO.11 「ポポロクロイス物語」
オススメ度:★★★★☆(良作)
初期に出たほのぼのとした絵柄が特徴のRPG。ポポロクロイス王国の王子、ピエトロが永遠の眠りについたお母さんを救い出す冒険に出ます。魔法使いのナルシア、風来坊の白騎士、自称悪の魔王のガミガミ魔王と一緒に魔王に立ち向かっていくお話です。
ライブ・ア・ライブのような戦闘方式が特徴。マップもシームレスで広大な世界をドンドン先に進みたくなる作り込みが魅力です。ただ、難易度が高く今のRPGに慣れている人からすると辛くなるかもしれません。けど、頑張ればクリア出来る難易度なので、世界観に惹かれた方、難しいRPGを求めている人にはオススメです。
NO.12 「ポポローグ」
オススメ度:★★★★☆(良作)
「ポポロクロイス物語」シリーズのスピンオフ。時系列でいうと初代の2年後になります。お母さんを救ったら今度はお父さんがいなくなっちゃった!?ピエトロと傭兵達の新しい冒険が始まります。
前作はパーティが固定だったのですが、今回は自分の好きな傭兵を連れてダンジョンに入ることが出来ます。ローグライク要素も少し含まれていますが、それを期待しすぎると肩透かしにあうかもしれません。前作と比べて難易度は落ち、ストーリーも評価が高いので遊びやすい作品です。
NO.13 「ポポロクロイス物語2」
オススメ度:★★★★★(心に残る名作)
「ポポロクロイス物語」シリーズの2作目。15歳となったピエトロが「本当の王の宝」を探す冒険に出ます。初代で登場した仲間と新たに出会う仲間と一緒にポポロクロイスの世界を冒険しましょう。
初代とポポローグよりも難易度を下げてもっと遊びやすくなりました。途中で挿入されるアニメーションは非常に評価が高く、冒険を盛り上げてくれます。特徴はなんといっても感動的なシナリオです。「二人の恋に、涙がポポロ」というコピーにふさわしい出来です。私が今までプレイしたゲームで一番好きなRPGです。
NO.14 「クロノ・トリガー」
オススメ度:★★★★★(心に残る名作)
SFCでリリースされたものをアニメーション等を追加してPS1に移植されたものです。事故でタイムスリップした主人公クロノは、大災害によって滅亡した未来の世界を見てしまいます。世界の滅亡を防ぐために様々な仲間と出会いながら、巨悪と戦っていく冒険活劇です。
スクエニが合併する前の両社とドラクエで有名な鳥山明がタッグを組んで世に出した大作RPGです。壮大なストーリーと心に残る演出やBGM、美しいドット絵は今でも語り草となっています。私はなぜかハマれず途中で投げてしまいましたが、音楽やストーリーが高く評価されているのも納得です。RPGが好きな方は是非やってみて下さい。
NO.15 「テイルズ オブ ディスティニー」
オススメ度:★☆☆☆☆(やめとけ)
ナムコが出した「テイルズ」シリーズの2作目です。意志を持つ剣「ソーディアン」のマスターとなったスタンが他のマスター達と「神の眼」を巡った冒険に出ます。
シリーズでは人気の本作ですが、評価の高いリメイクがPS2で出ている以上、本作をプレイする価値はファン以外には無いと思います。私もストーリーは面白いのに戦闘がつまらなすぎて投げてしまいました。本作よりもPS2のリメイクをプレイことを強くオススメします。
NO.16 「マリーのアトリエ ザールブルグの錬金術師」
オススメ度:★★★☆☆(普通)
「調合」システムが特徴のRPG。プレイヤーのマリーは落ちこぼれの錬金術師。卒業をめざして調合や探索を繰り返して錬金術を究めていきます。マルチエンディングを採用しており、プレイヤーは自由にシナリオを進めることが出来ます。
かなり評価の分かれる作品だと思います。自由度が高く、ミッション的なものは特にありません。いかに早く卒業するかを考えても良し、グッドエンディングの為に頑張るも良し、といった感じです。私はこの自由すぎるのにどうしても慣れず、さっさと卒業させて面白さが分からないまま終わってしまいました。
NO.17 「デジモンワールド2」
オススメ度:★☆☆☆☆(やめとけ)
電脳世界デジタルワールドを舞台に冒険する「デジモンワールド」の2作目です。主人公は悪と戦うガードチームのテイマーとなり、各地に起こっている事件の謎の解決を目指します。
前作が自由度の高いRPG出会ったのに対して、今作はダンジョンRPGとなっています。育成の楽しみが感じられないジョグレスシステムやテンポの悪い戦闘システムが原因で評価は著しく低いです。私がプレイしたゲームの中でも特に嫌いなゲームで、まずオススメはできません。
NO.18 「ウィザードリィVII ガーディアの宝珠」
オススメ度:★☆☆☆☆(やめとけ)
人気シリーズ「ウィザードリィ」の7作目です。ダンジョンに潜ってモンスターと戦いながら最奥地を目指しましょう。本作はシナリオの規模が大きく、宇宙にあるガーディア星が舞台となっています。
PS1に初めて登場したウィザードリィですが、驚異的なロード時間と違和感のある3Dポリゴンの敵はシリーズ未経験者だけでなくシリーズのファンですら拒絶反応を起こすほど。ウィズの中でも難易度は最高レベルなのでプレイする時は相当な覚悟を持って挑んでください。シナリオ自体は高評価なので、気になる方はPC版をプレイすることをオススメします。
NO.19 「王子様LV1」
オススメ度:★★★☆☆(普通)
PCゲームのPS移植版。冒険者に憧れるカナン王子が従者であるセレストと一緒に冒険に出ます。果たして2人は、晩御飯までに無事帰れるのか!?
BLの要素が強いのですが、オプションでOFFにできるので苦手な人でも安心です。ユルいシナリオが面白くキャラも可愛いのでRPG好きには変わり種としてオススメできます。ただ、「1日で行動できる時間が決まっている」「自動でレベルアップしない」等、システムはPCのRPGっぽさを残しているので、慣れない人は難しいかもしれません。
NO.20 「マール王国の人形姫」
オススメ度:★★★★☆(良作)
日本一ソフトウェアの出世作「マール王国」シリーズの1作目。森で出会った王子に惚れた主人公のコルネットが王子様を探す為に人形のクルルと旅に出ます。
美しいドット絵とミュージカルの演出がとても生き生きとしていて高評価です。シナリオも一本道ではなく、自由度もあります。しかし、戦闘がSRPGなのでテンポがあまり良くないです。ディスガイアが好きな私にとっても肩透かしを食らってしまいました。
今回はここまで。
まだまだ続きます。