アフタヌーンティー(06)
武田とのぞみは窓から見える景色が刻一刻と変化していくのを楽しんでいた。
のぞみ「すごい大きいってことよね?」
武田「東洋一だからね」
のぞみ「どれくらいあるの?」
武田「634メートルだったかな」
のぞみ「あ、聞いたことあるわ。武蔵の国のムサシから634メートルよ」
武田「643ね、なるほど」
武田がスカイツリーから目を放し、のぞみを見ると、彼女の顔が嬉しさで溢れていて、本当に来たかったのだと実感した。
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