今月読んだ本『読書する人だけがたどり着ける場所』 斎藤孝
読書感想文を始めて一年経ちました。
記念というわけでもないですが、今回は読書そのものについて語られた本です。
とりあえず、本書の中で『』つきで紹介されている本を挙げてみました。
漫画やアニメ、ラジオ、あるいは具体的な作品名が本編の中に登場しなかった作品は、()としました。なので、巻末の参考文献とは少々異なる私だけのメモです。文字の変換が出来ず載せられなかった本もあります。
『言志四録』
『なぜ美人ばかりが得をするのか』
『ぼくらの七日間戦争』
『論語』
『方法序説』
『マクベス』
『五輪書』
『風姿花伝』
『花鏡』
『銀の匙』
『魔女』
(宮本武蔵)
(となりのトトロ)
『折り返し点』
『菊と刀』
『弓と禅』
『イスラーム文化ーその根底にあるもの』
『カラマーゾフの兄弟』
『星の王子さま』
(発酵)
『ファーブル昆虫記』
『こころ』
『罪と罰』
『この人を見よ』
『君主論』
『ハムレット』
『論理哲学論考』
『饗宴』
『歴史とは何か』
『寝ながら学べる構造主義』
『ファスト&スロー』
『プリンキピア』
『空気の発見』
『ライト兄弟はなぜ飛べたのかー紙飛行機で知る成功のひみつ』
『世界がわかる理系の名著』
『星界の報告』
『生物から見た世界』
『博物誌』
『二重らせん』
『源氏物語』
『テアイトス』
『髙田明と読む世阿弥』
『こども孫子の兵法』
『兵法』
『ファウスト』
『ツァラトゥストラかく語りき』
『21世紀の資本』
『大家さんと僕』
『経済学大図鑑』
『哲学大図鑑』
『宇宙』
『ソロモンの指環』
『宇宙は何でできているか』
『日本思想全史』
『常用字解[第二版]』
『アイヌ文化の基礎知識』
『欲望の民主主義』
『資本主義の終焉、その先の世界』
『人類の未来』
『ホモ・デウスデウス』
『学問のすすめ』
『福翁自伝』
『中原中也詩集』
『オイディプス王』
『フロイト全集4』
『人間失格』
『女生徒』
『眉山』
『夜と霧』
『ある明治人の記録』
『ドン・キホーテ』
『金閣寺』
『東京オリンピック』
『詩の心を読む』
『辞世の歌』
『檸檬』
(あさきゆめみし)
(帝一の國)
『わが闘争』
『論語物語』
『弟子』
『論語と算盤』
(漫画 老荘3000年の知恵)
『口語訳 古事記 [完全版]』
『日本書紀』
『旧約聖書を知っていますか』
『新版 徒然草 現代語訳付き』
『自由への大いなる歩み』
どうでしょうか?
それぞれ理由があって例として挙げられている作品ですが、思考力を深める本ならこれだよねとか、人格を深めるならこの本だよねとか解説するには、それはそれは膨大な量を読んでないと語れないですよね。
80作を超える作品名が掲載されてますが、著者の読んできた本の氷山の一角でしかないと思うと恐ろしいです(^_^;)
ということはつまり、誰よりも本の楽しみ方を知ってる人でもある!
斎藤氏は大学で教鞭をとるだけでなく、小学生を集めて本の素晴らしさをを説くこともあるそうです。
優れた文学作品は「クライマックスだけでも音読する」ことで、はじめてすごさがわかったと言うそうです。言葉の迫力が身に迫ってくるんですね。
こういう読み方は私も初めて聞きました。確かに面白そう (^-^)
そして、難しい本は初めから敬遠してしまいがちですが、力まずに読み進めていくためのコツも教えてくれています。
ニーチェにツッコミを入れながら読むという発想も面白かったです。
ニーチェ「なぜわたしはこんなによい本を書くのか」
私 「いや、一度でいいから言ってみてーな!!」
今回は、これくらいでお開きにします。
現代人は、スマホで情報を得てるせいか、集中力が金魚よりも短くなってるんですってよ
Σ(゚д゚lll)
序章に書いてありました。
本と比べて情報が定着しないのもネットの情報の残念なところ。。。もちろん、ネットそのものがダメではなく、使い方が大事なのですが。
やっぱり、読まない人生より読む人生の方が豊かですよね。
私も元々は本好きではありませんでした。
斎藤氏は、本が嫌いな小学生はいないと断言されてましたが(^_^;)
でも、何かとっかかりはないか?と彷徨ううちに、感性が合って読みたいと思える本に出会えると私は思うんですよね。
落ち込んでいたり、友だちと会えなくなった時こそ、没頭できるチャンスだったなと自分を振り返って思います。
本に興味はあるけど とっかかりがない方は、本書から入ってみてはどうでしょうか。
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