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3歳の息子と中国語を習ってみた③~レッスン当日編~


さてさて、軽いかんじで中国語を習うことにした息子と私です。


当日は、ほかの予定で保育園をお休みしていたため、14時半に先生と待ち合わせしました。
待ち合わせ場所はショッピングビル内のコワーキングスペース。
そこで小さなレンタル会議室を事前に予約しておきました。

少し前に到着した私たち。息子も「せんせいまだかなあ」ととっても楽しみな様子で安心しました。

そして、ドアをノックする音がしたので開けてみると、
もう、超絶美少女が入ってきてびっくり。先生、先生紹介のページにあった写真よりもさらに可愛かったのです。

息子、いつもあまり笑わないのに、既に先生にデレデレ(初めて見る表情でした…笑)

軽く自己紹介して、私も先生と同じ大学出身なんですよ~学部も同じ~などと話して和やかな雰囲気でした。
先生はまだ大学3年生でお若いから、子どもの扱いには慣れていなくても当然、と思っていたのですが、逆に子どもに媚びない自然な態度が息子には良かったのか、全然嫌がらずにスタートできたのは意外でした。

「こんにちは。」と消え入るような小さな声で先生言っていた息子ですが、この短いトライアルレッスンの中で新しい面を見せてくれました。

それは、自分から先生にはたらきかけたこと。
息子には大好きな図鑑があるのですが、それを持って行ってレッスンのとき「中国語で何ていうの?」って先生に聞こうねって話していたのです。

その話を覚えていたのか、私と先生が話している間に図鑑を開いて、
見せるページ選び、先生に向けて放り投げていました。汗
(当たるような距離ではなかったので良かったです・・・)

それで、先生が発音してくれたのをすごく一生懸命聞いていて、
途中からは小さい声でですが、一緒に読んでいました。

「これこれこれーーーー!!!!」

と私は内心大興奮。こういうのを見たかったのよ。

私は日本語教師として子どもから大人までレッスンをしたことがありますが、語学を学ぶセンスが良い人って年齢関係なく必ず能動的です。
そして、「いつかそういう姿勢を身に着けたい」と思っていても、ある程度年齢や経験を重ねると固定化されて、もうどうにもできなくてあきらめる人が多いような気もします。

だから、今回息子が少しでも能動的にレッスンを受けていた姿を見て本当に嬉しかったし、こういう雰囲気の先生と合いそうだな、と確信しました。

途中から息子は眠くなったのかぐずり始めてしまい、少し早く終わりにしてもらいました。正味20分ほどレッスンを受けた形になります。


次の日、保育園に向かう息子に「昨日会った○○先生、かわいかったね。また会いたい?」と聞いてみました。
すると食い気味に「とってもかわいかったね~^^」と言っていました。

それから、最後にもう一つ私がこの先生をとても良いと思ったことがありました。
お礼のメールを送った際、そのお返事に「私も(息子の呼び名)くんとお友達になれて嬉しかったです。」って書いてあったのです。
最高すぎません?
私だったらきっと「~くん、一生懸命お勉強してくれて楽しかったです。またよろしくお願いします。」とか書いちゃうと思うのです。

親として、日本語教師として、彼女の雰囲気や姿勢に本当に感心させられました。人となりって言葉じゃないんだなあ、と。
若さを活かしてくれるの本当に素敵。先生目線じゃないのが本当にこっちの希望に合ってた。


ということで、本当はこの先生とすぐにでも契約したいのですが、家がちょっと遠くてレッスンに良い場所がなかなか見つからないため、今は保留にしてもらっています。

息子も自分でお話を作るときなどに、「○○先生」と彼女の名前を登場人物に入れるほど心をつかまれた様子です。

というわけで、はじめての親子中国語学習は新たな発見と感動、とっても良い思い出になりました!!!





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