六日目 令和元年五月四日 十五時頃
東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。六日目 令和元年五月四日 十五時頃。駿河國 丸子宿。
丸子(まりこ)の丁子屋。江戸時代からの店であることを示す広重の浮世絵の看板。この店は代々続いているというわけではなく、地元の人によると江戸時代の経営者と今の経営者とは何のゆかりもないということである。
丁子屋の前で行商をしている老婦人。この御婦人の旦那さんが生前に丁子屋の主人と懇意の間柄であったため、ここで商売をやらせてもらっているとのことだった。季節の野菜を売っている。この時間帯では殆ど売れていた。
旧屋号が「かたばみ屋」の家と明治天皇御小休所阯。この辺りは野菜の無人販売が多い。いつも思うが、明治天皇の行幸の際に小休止しただけで石碑が建ってしまうというのは、本当に凄いことである。
しらい酒店。明治四十年(1907)創業。屋号は三州屋。
野菜無人販売所。ここも殆ど売れている。
ミカン販売所。地番の札が貼ってある。かなりの老舗か。近くの佐渡山で採れたものらしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?