六日目 令和元年五月四日 十時半頃
東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。六日目 令和元年五月四日 十時半頃。駿河國 岡部宿。
明治二十三年七月創業の糀屋(こうじや)。味噌などが売っている。
街道筋の家の軒先にはこの辺り独特の非常板がぶら下がっている。半鐘みたいなもの。非常時にはこの丸い木槌などで鉄板を叩いて音を出し、近所に非常を知らせる。
小野小町の姿見の橋。小野小町が東国に下る際、この岡部宿に泊まったらしい。この時この橋の上に立ちどまって、水面に映る年老いた我が身を嘆き悲しんだと言う。それにしても小さい橋だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?