「マンガの授業内容はどの学校でもほぼ同じものらしい・・」という話
私がマンガ講師を始めたのは2004年からですから、18年前(2022年現在)という事になります。
私は独学でマンガを描きようになったので、専門学校ではどんなことを学べるのか全く知りませんでした。
「マンガの描き方を教える」って、具体的に何を教えればいいのか分からないまま「講師」をスタートしたわけです。
学校サイドから「マンガの描き方の授業」という「大雑把な依頼」でした。
具体的な授業内容はなかったので、私なりにシラバスを作り了解を得ました。
数少ないながらも市販されている教習本などに載っていた内容
●ペンの使い方
(Gペン、丸ペンの特徴や、カケアミ・集中線の描き方など)
●必要な道具とその使い方
●マンガを描く上で必要な知識の解説
(ネーム、ワク、コマ割り、ペン入れ、トーン処理、ベタなど)
当時はこの程度のものであり、マンガ家ではなくマンガ編集者でも書けるような本でした。
講師としての授業は、これを実際にマンガ家からの視点で直接指導すればいいのかもしれないなぁ・・と思っていました。
以上の内容に、以下の内容をプラスしていたのが私の授業でした。
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