8Pマンガのストーリー構成/第2回「8ページで描けること」
授業で学生に8ページのマンガを描く課題を与えると、8ページに絶対に収まらないアイデア・ストーリーを考えます。
周りにあるマンガが長編(連載)ばかりなので、そのイメージを引きずって「多くの登場人物」「複雑な世界観・ストーリー」が頭に浮かんでくるからなのだろうと思います。
8ページという少ないページ数ではほんの「ちょっとしたエピソード」程度のものしか描けません。
その「ほんのちょっとしたエピソード」が思い浮かばないのです。
ストーリーとして「完結」する必要がありますから、難しいといえば難しいのです。
「ストーリーマンガ」の基本は「どんな主人公」が「何をするのか」を描くことです。
これは8ページであろうと24ページであろうと同じです。
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