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第19回 私の人生は「マンガを考える事・描く事・教える事」で組み立てられている

マンガ家の先生にはさまざまな生き方・考え方があると思います。
どんな人生を送っているのか、千差万別です。

夢を実現して著名なマンガ家になり、今でも大活躍している先生がいます。
夢は叶わずマンガ家になれなかった人もいます。

アシスタントとしてマンガに関わっている人もいれば、マンガ家になれたものの活躍できずリタイヤせざるを得なかった先生もいると思います。

私は幸いなことに夢だった「マンガ家になる」ことが出来ました。
連載も10年以上続けることもできましたし、単行本も19冊出すこともできました。

自虐的な言い方ですが、私は「売れないマンガ家」であったのだろうと思います。

そんな私は「いつ頃マンガに夢中になり」かつ「いつ頃何をしていたのか」を記してみます。

なぜこのような記事を書くのかといえば、マンガ家を目指す人には参考になるかもしれない・・と思ったからです。

私は2023年現在、71歳です。
「年齢」と「何をしていたのか」を対応させて人生を記録していきます。

●10歳頃

初めてマンガを見て衝撃を受けた。
テレビが世間に出始めた頃で、エンターテインメントは子供にとって映画しかなかったので、「凄いものが世の中に存在するんだ!」と興奮した。

●12歳(小学6年生)

月刊マンガ誌に夢中になり読み漁っていた。
マンガの週刊誌が出版され始め、少年サンデーや少年マガジンを夢中になって読んでいた。
マンガ家になりたいと思ったのがこのころ。
ノートに真似事のようなマンガを描き始めた。

●13〜15歳(中学時代)

マンガを読むのに夢中であり、マンガの絵を必死に描きまくっていた。
スポーツなど全く興味がなく、ノートにエンピツ描きでオリジナルもどきのマンガを描いていた。
このころにマンガは描けるようになっていた。

●16〜18歳(高校時代)

ペン入れするマンガを描くようになり、ノートではなくケント誌や模造紙などを使って「マンガの原稿」を描くようになった。
最後まで完成させたことがなかった私は、「完成できなければ、投稿などできない!」と考え、卒業時までに1作完成させた。

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プロを目指す人にも、趣味でマンガを描く人にも、「マンガを描くことの楽しさ」を知ってほしいです。 マ…

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