「マンガを描く人」哲学の08/「頭の中」と「現実の世界」とのギャップ
「ストーリーマンガで描かれる世界」というのは「現実とは違っていてもOKだし、それこそがマンガ」という考え方がありました。
「所詮マンガなのだ」という割り切りはあった時代だったのです。
ところが、「リアル」であることが要求されるようになり、「取材による本物」は絶対必要な時代となってきました。
ノー天気で軽い気持ちでマンガを読む読者だけではなく、知識や常識を持った読者が増えてきたので「誤魔化す」わけにはいかない時代なのです。
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