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(42)シン・マンガのマンガ/マンガ表現研究編 「画面構成」の重要性
「ストーリーマンガ」を描く際に必要な能力として、「画力」「マンガ表現力」「ストーリー構成力」「アイデア・発想力」の4つを挙げてきました。
今でもそう思っていますが、気になっていたのは「画力」についてです。
「画力」についての私の認識は、おおよそ↓こんな感じです。
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「画力」というのは「それなりの絵が描ける」という意味です。
もちろんピンからキリまでありますが、どんなジャンルのマンガなのかによって必要とされる画力に違いが出てきます。
リアルな物語を伝えたい「ストーリーマンガ」とメッセージを面白く伝えたい「エッセイマンガ」を比べると、要求される画力には大きな差があるのです。
必要とされる画力は、「何を描こうとしているか」によって要求が変わるものです。
そのことをしっかり自覚する必要がありますが、「画力が優れている」とはどういう点なのでしょうか。
マンガの場合の画力は、以下の4点が「不自然ではなく適切な表現になっているか」の能力となります。
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