「ワケわかめマンガ」の話
NOTEやTwitterで、私は「成立するマンガ」という言葉をよく使います。
聞いたことないのない用語であり、その意味さえ知らない人は多いと思います。
聞いたこともなく意味も知らない・・というのは当然です。
私が作った用語なので、初耳だと思います。
業界でも使われないし意味さえ通用しないと思いますが、「マンガの描き方」を語る場合に「状況を伝える適切な用語がない」ため、造語するしかなかったのです。
要は「ストーリーの筋が通っている不自然ではないマンガ」が描けているかどうか・・を判断する際の「言い方」となります。
「え?マンガは筋が通るストーリーが描けているのが普通なのでは?」と「疑問に思う人がいるかもしれません。
マンガ講師をしていると「意味が分からない」マンガや「どういう筋なのか理解できない」マンガとか「どうしてこういう展開になってるの?」という「不自然なマンガ」に出会うことが多いのです。
「始めて描く人」のマンガは、90%以上「ワケわかめマンガ」です。
(*ワケわかめ→訳が分からないことの俗語)
「ワケわかめマンガ」には「2つの大きな原因」があります。
ここから先は
1,665字
マンガを描くために何が必要なのか、必要な情報を発信するマガジンです。
知っておくと楽しくなり、役に立つ知識に出会える「定期購読マガジン」です。
定期購読「マンガCOMマガジン」
¥800 / 月
「マンガを描くために必要な知識&技術の情報マガジン」です。 マンガに関する1300以上の記事と更新中の最新記事全てをご覧いただけます。 自…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?