マスクの価格で市場経済の基本を再認識した件
みなさん、こんにちは。新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。
スーパーやドラッグストアの店頭では「本日マスク完売しました」だけでなく「本日マスク入荷ありません」といった掲示をよく見かけます。しかも、いかにも「急きょ貼り出しました」という感じではなく、きっちり作り込んだものが連日、開店前から出続けているのが切ないです。
では、マネーのまなび(まねび)クイズです。
きょうは、先週末(3月27日)に発表された統計ニュースから出題します。
いかがでしたか?
マスクや消毒液の品切れはすでに常態化していましたが、東京都が「週末の外出自粛」を呼び掛けた翌日(3月26日、木曜)はスーパーが開店と同時に大変な混雑。私の妻はレジの列が余りにも長いのをみて、いったん買い物を断念し、気合を入れ直して別の店に「転戦」したといっていました。2011年の東日本大震災直後を思い出さずにはいられませんでした。
かくして私が会社帰りにスーパーに立ち寄ると商品棚はガラガラ。ひそかな楽しみ(?)としている、パンやおにぎり、おつまみになる総菜の値引きシールも全くありません。事ここに及んで「非常時」の認識を新たにした次第です。
品薄で、店側には売れ残りリスクが低くなるので値引きは必要なくなります。この条件で以前と同じ数が売れれば、値引きがない分、平均販売価格は上がります。この状況がどれほど続き、物価指数にどれほど表れてくるのか、こないのか、このニュースをみてちょっと気になりました。
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