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散歩を始めて気づいた価値
これほどまでに外に出ることを絶たれると、おのずと日光に当たる時間も少なくなる。しかし、日光は人間の活動に必要不可欠だ。
日光に当たると「セロトニン」が体内で分泌され、精神を安定させたり、集中力を高めたり、幸福感を増幅させたりすることに繋がるそうだ。
それを知って朝一で散歩する日を作るようにした。公共交通機関も使わないし、人も閑散としているから問題はないだろう。
この時期の散歩はものすごく良いものだ。風が心地良いし日光も暖かい。緑も多く目に優しい。体も心もスッキリして、とても充実した1日のスタートをきることが出来る。
散歩のルートは毎回変えているのだが、今日は大学のキャンパスを歩いた。
すると、大学のキャンパス内はものすごく心地いいことに気がついた。念のため断っておくが、この自粛機関中大学の建物に入ることはできない。これはほとんど全国共通ではないだろうか。散歩するのはキャンパスの屋外部分だ。
何が心地良いのか歩きながら考えた。そして一つの結論を得ることができた。
それは、キャンパスデザインが人がリラックスできるように作られているということだ。
そんなこと当たり前だという人がいるかもしれないが、キャンパスを見ることを中心に歩いた時間がどれほどあるだろうか。それも人がほとんどいないキャンパスを。
普段であれば(特にその大学に通う大学生であれば)キャンパス自体に目は向けないだろう。友達と話したり、試験のことを考えたり、バイトのことを考えたりと何かしら別のことに注意を向けているはずだ。
しかし、今回ほぼ初めてと言っていいくらいで大学内を一人で散歩してみたところ、あまりの過ごしやすさに気づいた。
勉強できる施設が立ち並ぶ一方で緑もその中に調和している。何か集中するには最高の環境が整っている。明らかに周囲の住宅や商店街からは一線を画して環境が作り込まれていた。
このことは意外にわかっているようでみんなわかっていないと思う。僕自身今回の気づきでそれを実感させられた。日常ではあまりに多くのことに意識が向かいすぎて、目の前にあることが見えていないことが多々ある。
ここまで全く何もまとまっていないけど、つまりは大学って提供している授業やコンテンツだけでなく施設自体すごく良いものだし、もっと活用していくべきってこと。
それと、この期間に今まで当たり前だったものを見返してみると全く違った一面や価値に気づく可能性が高いってこと。
色々なことが制限されているからこそおそらく何かを吸収しようという感覚は強くなっている。遠くにいけない分、身の回りのことに新しい価値を見出す時間を作るのも個人的にはありだと思うな。
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