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今年、金融資産1億円を達成した我が家の軌跡

2024年、我が家はついに金融資産1億円を達成しました。この結果は、数年前には考えられなかったものであり、まさに「人生が変わる瞬間」と言っても過言ではありません。もちろん、順風満帆だったわけではなく、山あり谷ありの道のりでした。その軌跡と得た教訓を共有したいと思います。

金融資産1億円までの推移

2020年以前:本業収入だけで地道に増やしてきた資産

2020年までの私たちの資産形成は、いわば「会社員としてコツコツ働いた結果」に過ぎませんでした。本業での収入を元に、貯金を積み立て、少しの金融商品に投資してみる程度。それでもある程度の金融資産は増やせたものの、大きな飛躍には程遠い状況でした。


2020年:コロナショックの痛みと停滞

そんな中、2020年に起こったコロナショック。株価は暴落し、持っていた金融商品も大きな含み損を抱えることになりました。結果、冷静な判断ができずに損切りを決断。このとき、目の前の損失が怖く、投資への自信を完全に失いました。資産の増加は一時的に停滞し、このままでは「お金を増やす」という目標そのものが夢物語に終わってしまうのではないかと感じた時期でもあります。


2021年:決意のリスタートと戦略的アプローチ

コロナショックのショックを乗り越えた2021年、私はある種の「覚悟」を持って立ち上がりました。「このままではいけない」と強く思い直し、投資と副業を本気で再スタートさせたのです。このときのキーワードは「戦略的アプローチ」。以下の3つを徹底的に意識しました:

  1. 本業収入の最大化
    本業での収入をさらに増やすため、評価を上げる行動を意識しました。信頼を積み上げ、昇進を狙うとともに、毎年のボーナス査定UPを目標にしました。

  2. 副業の本格化
    アフィリエイトやKindle出版といった「ストック型収入」を中心に取り組みました。時間を効率的に使い、小さな成果を積み重ねることで徐々に副業収入が安定してきました。

  3. 投資の再挑戦
    投資は基本に立ち返り、米国株やインデックス投資を中心に据えました。「脳死で投資できるシンプルなもの」を選び、心理的負担を軽減しながら長期視点で運用しました。

この「本業+副業+投資」のトライアングルが確立したことで、資産増加のエンジンが再び動き出しました。


2024年:努力が花開き1億円達成、FIREと地方移住へ

そして2024年、私たちはついに金融資産1億円を達成しました。この瞬間は感慨深いものでした。それだけでなく、同時に「FIRE(経済的自立と早期リタイア)」を実現し、家族全員で地方へ移住するという長年の夢も叶えることができました。地方での生活は心が洗われるような毎日で、自然に囲まれながら、自由な時間を存分に楽しむことができています。


改めて感じたこと:動き続けることの重要性

振り返ると、資産形成において最も重要だったのは「目標を明確にし、それに向かって動き続けること」でした。コロナショックという大きな壁にぶつかったときも、あきらめずにリスタートを切ったことで、新たな道が開けました。もちろん、2020年代後半の株高という「運」も大きな追い風となりました。しかし、その運をつかむためには「動き続ける」という努力が欠かせなかったのです。


次なる目標:10年後の未来へ向けて再スタート

1億円達成はゴールではなく、新たなスタートラインです。10年後の目標は、地方での暮らしをさらに充実させ、家族や社会に貢献できる新たなプロジェクトを実現すること。そして、さらに次のステージへ向かうために、これからも挑戦を続けていきます。

この軌跡が、同じように目標に向かって進む誰かの参考になれば幸いです。そして、どんな困難があっても「動き続けることで必ず道は開ける」というメッセージを届けたいと思います。

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