パスタフレスカに魅せられて(pasta fresca)
飛び出せ外へ
感性の柔軟な若いうちに一度は外に飛び出して、他国の文化に触れる事は
視野も広がり、その後の人生に何かと役立つように思います。
(海外勤務は避けたいという若者が多いと聞きますが、勿体ない! ただで海外生活が体験できるのに。。。)
今、通っているボローアの定員八人の小さなパスタ教室でも
ある日など、スタッフを含めてアメリカ、カナダ、ブラジス、ペルー、ネパール、ドイツ、イタリア、日本と8か国の人種が入り混じり何の違和感もなくレッスンを。
彼らはイタリア料理の中のどのカテゴリーの専門家になりビジネスに結び付けるか、明確に的を絞って来ています。
イタリア料理全般を習得して“イタリア料理研究家”を目指すのは別の方法で)
ここで学び、去って行く。
これって一期一会の国際版。しばしの出会い、楽しい思い出になります。
ある朝、ネパール人のリュー君の顔が見えません。3か月の研修を終えてなんと、フィンランドに向かって行ったとの事。逞しい!!
食の勉強も心を開いてドーンと向かい合えば、値打ちのある時間とスキルを取得できると思います。
精神論根性論大好きで“〇〇道”を極めるのも勿論、一つの方法ですが、あまり突き詰め過ぎず、気楽に周りの外国人と触れ合うと思いがけないビジネスモデルのヒントが閃くこともあるのでは。。。
但し、「目標と成果指標」は必ず時系列でデータとして残し、一歩離れて自己評価をしなければ流されてしまいます。
わざわざ時間もお金もかけて料理の研修に海外に出かけてきているのです。
目的は売れるスキルを持つ“ハイパフォーマー”です。
料理人も肉体労働者です。時間の切り売りだけの勤務では、働き盛りを過ぎれば御用済みです。
外食産業、万年、人手不足です。IT関連の仕事だけが花形ではありません。
調理技術もあり経営感覚を持ちわせた優秀な人材が少ない外食産業はチャンスです。
だから技術の向上と絶え間ないリスキリングで経営感覚を合わせ持った
料理人になろう。
極東島国、日本の小さな窓から外を覗いているだけでは短い人生、勿体ない。