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フレッシュパスタに魅せられて(pasta fresca)
驚愕の価格差
一つの食べ物のカテゴリーの中で、
これほど単価の幅が大きい”寿司“は
驚愕の価格差料理の筆頭ではと思います。
① 一皿1貫(2個)で100円ちょいの回転寿司
② 一皿1貫(2個)で300円位から1300円ちょいの
進化し続けるグルメ回転寿司
③ 一皿半貫(1個)数千円が居並ぶ高級寿司専門店
懐具合で楽しめる選択肢が広い寿司屋さん、
群雄割拠でまさに食の戦国時代。
10年後にはどうなっているのか
フードビジネス的にはとても面白い業界。
ただ、寿司は門外漢ですが、
町の小さな個人のカウンター寿司専門店さんは今のような
やり方では絶滅危惧種入りかも?
カウンターで対面しながら、気難しそうな店主の顔色を
窺いながら恐る恐る握ってもらうようでは、、、
いくら、北海道礼文の雲丹と言われてもパクっと一口、、、
余韻を舌で楽しんでと言われても。。。
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他方、イタリアでパスタ単品が
これだけ値幅の大きい一皿に私は出会った事がありません。
ルッカ(Lucca)の一つ星レストランの
”ウニのタッリョリーニ、
トリノ(Torino)の白トリフペンネ。
一皿3,000円位でも、たっぷりゆっくり味わって食べられる量。
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生クリーム不使用の本格派
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白トリフグラタン
やっぱりパスタは面白い。
(私はグルメ評論家でも、旅行レポーターでもありませんので
各店の点数評価は致しません)
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で、いつもの“小さなパスタ屋さん”開業の為のヒントを。
なぜ、スタート時のスタッフがどんどん辞めていくのか?
3つの大きな問題点
① 生まれも育ちも違った環境の他人、帰属性など他人事
一緒に討ち死にはしてくれません。
② しがらみだらけの狭い職場、仕事の前に精神的にストレスで疲れます。
③ 労働に見合わない給与体系
これらの問題の根底にあるのは
皆さん自分の人生が何よりも大事だという事です。
そりゃあそうでしょう。
小さな店の開業はオーナーシェフ一人、または奥さんと二人で。
この人員構成が一番、潰れ難い店づくりの選択肢です。
頼れるの自分自身と身内です。
では、次回はこの最小人数で10年以上、継続出来ている
小さなイタリア料理店の実例を参考例にして“つぶやき”ます。
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