無事社会に出た１歳児と私

もう6月も終わり寄りだ。もうすぐ復職して３ヶ月かー。なんとか無事社会に出た私たちの近況をボチボチと。

保育園ワンダフル！

あんなに大変だった慣らし保育が嘘のように、息子モチ（１歳３ヶ月）はノリノリで保育園に通っている。送り担当の夫曰く、もう「振り返らない」らしい。お迎え担当の私も、迎えに行くと、まだ保育園が名残惜しそうなモチがいる。それはそうだ。家にいる時間、親は家事に支度にと猛烈に追われているため、モチはベビーサークルの中。保育園で先生たちと伸び伸び遊んでた方が、そりゃあ楽しいんだろうなー

最近は危なげなく歩けるようになり、「公園から歩いて帰ってくる」という公道デビューも、保育園でいつの間にか達成していたようだ。食事もどんどん大人と同じ形態に近づいており、家では食べさせたことのない「カレーライス」や「焼きそば」なんて大人な食べ物を、おかわりまでしてるらしい。スプーンとフォークで自分で食べようとしたり、ああ成長の速度は目覚ましい。これはウッカリしてると、大切な瞬間を見逃すな〜・・・。そのくらい、もう保育園におんぶにだっこ。モチにとって保育園は、超！お気に入りの場所となってしまった。

仕事はとっても楽しい

私はというと。保育園のおかげさまで、徹夜以外は、大体一通りの業務工程に復帰できた。前日の夜中いきなり連絡のロケハン、朝1時集合のロケ、時間のない競合プレ、なんていう、ハードめなやつも一通り乗り越えた。もちろん、涼しい顔でサクッと乗り切ってるわけではないです。私は全然スーパーではないので。息子が突然熱を出したら病児保育（これ本当にありがたいシステムです！）に入れたり、休日出勤中は夫に見てもらったり、とにかく頼れるものはなんでも頼るというスタンスにした。本当に本当に、皆様のおかげというやつです。

仕事は、正直とっても楽しい。ロケの時とか子供のことをすっかり忘れられて、1年半ぶりくらいの「ひとりの時間」を手に入れた気分だった。モチと２人きりで、精神と時の部屋にいた育休時代が、遠い昔のようだなあ。育休はとってもかけがえのない愛おしい時間だった。それは紛れもない事実、でも今は幸せ。これが働くことの意義ですよね。私は、やっと私らしく、いられるようになりました。

もちろん、まるっきり昔と同じようには働けない。時間の制約により、キャパもだいぶ減っている。でも、新しい自分の働き方を見つけるしかないんだ、と覚悟が決まった。前よりもっと仲間をリスペクトして、任せられるものは任せていくように、考え方をガラッと変えた。

ママは本当に強いと思う。ママになる前、先輩ワーママをみて、自分はあんなハイスペックになれやしないと憂いていたが、、、なれます。いや、まだなれていないけど。「なる」んじゃなくて、「やる」しかないんです。

子供を持つ前の自分とは、違う次元にいます。ワーママはまず、色々なものを諦め、だいぶ苦い思いもし、人生の優先順位を見つめ直し、それでも再び仕事に戻ってきたのだ。時間の使い方が圧倒的に違うし、仕事や育成に対する姿勢も、育児を経験しているとだいぶ神がかります。正直ママは無敵なのではと思った。笑　

家事育児ルーティン

しかし、私ひとりの力ではこんな風に楽しく働けてません！これもそれも仏のような夫のおかげと断言できます！夫との育児・家事の分担は、厳密ではなく「できる方がやる」というルールにしてますが、その結果こんな感じになってます・・・・！（２人とも在宅の日の場合です。在宅バンザイ！）

朝の部

子供と一緒に早起き（夫）、子供の朝ごはん作る（夫）、子供にご飯食べさせる（私）、保育園の連絡帳書く（私）、保育園に送る（夫）、お風呂掃除（私）、部屋掃除（夫）、洗濯（夫）

昼の部

昼ごはんを作る（私）、食器を片付ける（夫）

夜の部

保育園のお迎え（私）、子供の夕食作る（私）、子供に夕食食べさせる（私）、大人の夕飯作る（夫）、皿洗い（夫）、絵本読み聞かせ（私）、明日の準備（夫）、お風呂（夫）、寝かしつけ（夫）、おもちゃ片付け（私）

・・・なんて素晴らしい夫なんだ！と思われるかもしれない。もう少し頑張れよ妻！と思われるかもしれない。全くもって、その通りだと私も思う。

一概に「ワーママ」をカテゴライズできないことがお分かりだろう。各家庭には各家庭の事情があり、バランスがある。家事も育児も100%ママが担っているけど、不満はまるでないという友人もいる。何もやってくれない夫に、不満を募らせている友人もいる。パパの方が仕事の融通が利く家庭もあれば、ママの方が忙しい仕事についている家庭もある。やりたくてもできないパパもいる。隣の家庭の事情なんて、本当に計り知れないのだ。その家庭が良ければ、それで良しだと思う。納得のいく折り合いを見つけられれば、幸せだと思う。

という大大大前提があった上で、でもあえて私の意見は、女性が社会に戻るには、夫の協力は不可欠だと思います。思うのです。

人生は続く

まだたったワーママ歴２ヶ月半の感想です。まだまだどうなるか分からないけど、、なんだか荷物は軽くなり、目的は明確になり、ちょっといいかもと思えている日々です。私も夫も息子も、それぞれ社会に出て、それぞれの人生が始動しました。

さて今日は日曜日。公園を3つホッピング。なんだか、モチとの休日時間も充実してきてます。