見出し画像

【言語化】できるようになるには?

皆様、おはようございます。
今回も、アツく、楽しく、面白く、皆さんが保育を楽しめるように、背中を押せるような学びと気づきのnoteを書かせていただきます‼

よければ最後までお読みください。

「言語化が大事」「言語化する事でアウトプットの力が上がる」と発信する人が多くみられますね。

私もその一人です。
管理職になってからは特に、「細かく、具体的に伝える」という事を意識しないと、常勤、非常勤スタッフへの意思疎通や、指導に繋がらないという事を実感しているのです。
逆に、管理職からの話が、聞き手にとって具体的かつイメージがしやすいものであればあるほど聞き手は動きやすいですよね。
伝わらないと、管理職自身が「こうやって伝えた【はず】なのになんで伝わらないんだ」という心の苛立ちと、それを収めなくてはいけない心のパワーを余計に使わなくてはいけなくなります。
そして、聞き手も「それは聞いてないからもっと具体的に行ってほしいなぁ」という想いをする事も多々あるはずです。

この「互いの認識のズレを少なくするため」にも、「言語化」は必要になってくるのです。

特に保育界隈でよくみられるのは「背中を見て覚えろ」という新人への指導です。
勿論「背中を見て気づく事」もあります。
でもそれは相手が「背中を見よう」とこちらに対して尊敬や興味を持っていないと生まれない意識です。

そこまでの関係構築が出来ているのであれば問題ないのですが、むしろそこまでの関係構築をするにはそれまでに沢山のコミュニケーションを取ってきたはずで、そのコミュニケーションの内容は他愛もないプライベートの雑談ばかりではなく仕事に於いてのアドバイスだったり、子どもの様子の共有だったりするはずです。

この「仕事に於いてのアドバイスや子どもの様子の共有」「細かく、具体的に伝える」という事が出来ていないと成立しないのです。
(ちなみに私は「背中で見て覚えろ」は学びを丸投げしているようであまりしません)

また、言語化できる事でのメリットとしては仕事の「指導」だけではなくて「相手をより理解しているよ」という信頼関係の構築の一助になるという事です。

「そのピアス可愛い」とだけ言われるより、「そのピアス、小さいのに赤い石の色が濃くて、飾りがたくさんついていないからこそチラッと見える時に主張してて可愛いね」と具体的に言われた方が嬉しいですよね。

「具体的に認める」
「具体的に説明する」
「具体的に相手のこだわりを見つけてコメントする」

これらを意識するだけで「言語化」ができるようになってきます。

そもそも辞書的な意味での言語化とは「感覚を論理的に整理し、相手にわかりやすくするよう言語としてアウトプットする過程」とあります。

…難しいですよね。

上記のピアスの例はあくまで「視覚的に見えるものをより具体的に説明する」、という部分ですが、これを更に深めたものが「感覚をコトバに具体的に表現する」という部分になります。

では、その「感覚をコトバにする」という言語化の力を上げるにはどうしたらいいのでしょうか。


ここから先は

1,528字

¥ 200

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?