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居場所作りとボランティア育成について

皆様、おはようございます。
今回も、アツく、楽しく、面白く、皆さんが保育を楽しめるように、背中を押せるような学びと気づきのnoteを書かせていただきます‼

よければ最後までお読みください。

【児童館】をご存じでしょうか。

「地域において児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにする事を目的をする児童福祉施設」

と明言されています。

もう少し砕いて言うと「楽しい事ができて、心身ともに健やかでかつ様々な体験ができる場所」とも言えます。

私はこれに更に児童館の役割として、「地域に住む人の課題解決の一助になる居場所である」という部分を追加したいです。

子育てをしている孤独なお母さんであれば気軽に来て、指導員と話をしてストレスを緩和できたり、様々な機関へ繋げてくれる。

学校ではなかなか友達とコミュニケーションとれなくても、児童館に来たら他の学校の子との繋がりもできて、閉鎖的な仲間関係を広げることが出来る。

中高に行けなくても児童館に来たら指導員のスタッフが親身に話を聞いてくれる。

中高生が同じ空間にいる赤ちゃんと触れ合う事で普段見せない姿や、母性や父性を発揮できる。

逆もまた然りで中高生の存在が子ども達のとっての憧れやロールもでるになる。

地域の人たちが「居場所」として認識してくれるようになればこのような様々な効果を発揮できる。

児童館はまさに様々な可能性を生み出せ、人を繋げる場所であると私は思っています。

そんな「居場所」の対象は0歳~18歳だけではありません。
利用対象が乳幼児親子であれば乳幼児の保護者にとっても居場所であり得るし、近隣の大学生がボランティアに来れば、それもまた大学生の居場所となりえるのです。

私は更に、学生ボランティアは児童指導員の卵でもあると思っています。

私は、学生ボランティアを経て、児童指導員の道を選んだ子どもをたくさん見てきました。
むしろ、その道も選択のうちのひとつである働きかけをしてきました。
それは私がボランティアを経て児童指導員の道を選んだ一人だからです。

児童館はまだまだマイナーであり、今はその数が減ってきています。
そんな中、
児童館の価値を理解し、そこで育った子ども達がほんの一握りであっても児童指導の道に進む

そこで育った子どもが児童指導の道を選んだからこそ児童館の魅力を発揮でき、更に地域の居場所となりえるようになる。

素敵な循環だと思いませんか?

だからこそ私は児童館におけるボランティアの存在はとても大きいし、大事に育てていかなければいけないと思うのです。

では、児童館の指導員はボランティア育成をどんなカタチでアプローチしていけばいいのでしょうか。

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