14日目:卵落下実験
まず最初に生卵を袋に入れ、2階から落としてみた。
もちろん、生卵は割れて中から黄身が…
そこで問いが発生。
「生卵を2階から落としても、割れない方法はあるのだろうか」
予想、実験方法、仮説を立て、実験を行ってみた。
いろいろなアイデアがでてきました。
でも、大きく分けると、
「生卵を頑丈に守る」
「生卵を守り、ゆっくり落ちるようにする」
実際に2階から落としてみる。
結果は12種類のアイデアのうち、
4つは割れてしまい、7つは割れなかった。
1つは測定不可能という結果になった。
問い「生卵を2階から落としても、割れない方法はあるのだろうか」に対しての答えは「ある」ということであるが、なぜ、割れてしまうものと割れなかったものとに分かれてしまったんだろうかと分析。
卵を守る場合、卵が受ける衝撃を吸収するためのクッションのような物が必要であり、隙間をできる限りなくして、卵が動かない状態を作る。
ゆっくり落ちるようにする場合、卵は少し守る。ただしここで頑丈に守ってしまうと落下するときのスピードが速くなってしまうので固めすぎると逆効果となる。また落下速度を小さくして卵への衝撃を減らすために、落下傘の傘を大きくする。
という答えにたどり着いたようです。
今回残念ながら割れてしまった卵は、調理室でスクランブルエッグへと変わり、給食の時間においしくいただきました。
では、この実験の本来の目的は何だったのでしょう。
私たちはエネルギーの学習をしています。
その中の位置エネルギーについて学んでいました。
物体を持ち上げたとき、その物体にエネルギーは働く。
さて、もう少し別の角度からもエネルギーについて探究していきます!