社会に必要なのは理解できるけれど、突然来られるのはちょっといやなんだよな
民生・児童委員が来るってよ
自治体の新生児訪問の時に渡された、民生・児童委員訪問のお知らせ。
長男の時には訪問なんてなかったぞ?
そう思って新生児訪問の助産師さんに確認すると、当時はコロナ禍の真っ只中だったため、接触を避けるべく「ブックスタート」の絵本とお知らせだけをポスト投函対応していたはずとの説明が。
なるほど。
どおりで訪問の記憶がないわけです。
(「ブックスタート」でもらった本は何回も読みましたし、今も長男は引っ張り出して読んでいます)
それで訪問はいつになるのでしょう?
日程調整はどこでできますか?
そう助産師さんに尋ねると、地区によりますけど、委員さんのさじ加減によるので突然訪問されるか、事前に電話が来るか……これは、ほんと、委員さん次第でして……とのこと。
・いつ訪問があるの? 新生児のうち?
(子と一緒に昼寝したいから、インターホンで起こされるのはイヤだなぁ)
・突然来られても、散歩などでいないこともあるけれど、そういう時はポスト投函だけになるのかしら?
(何度も来てもらうのは申し訳ない……)
・事前に電話が来る場合、スマホに電話が来るのかしら?
(ていうか、その場合のわたしの連絡先はどこから入手するの? ちょっと怖い……)
助産師さんの管轄ではないこともあり、これらの疑問はひとつも解決しませんでした。
民生・児童委員て一体何者?
ちょっとモヤモヤ……
民生・児童委員とは?
ひとまず調べてみたところ、なんとなくそんな予感はしていたのですが、皆さんボランティアでやられているようです。
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201305/1.html
小学生の登下校の見守りや妊産婦や一人暮らしの高齢者の見守り訪問、地域のパトロールなどなど地域の人々に寄り添う活動をされていて、1917年に岡山県で誕生したのがはじまりだそうです。
市のホームページや市報には地域ごとに委員の方のお名前と連絡先まで掲載されていました。
掲載の連絡先に電話をして日程調整すれば済む話なのかもしれませんが、ボランティアの方に「この日にお願いします!」などと言うのも厚かましいような気がするし、わざわざ連絡までして……というような思いもあります。
″訪問″について思うこと
民生・児童委員の訪問によって救われた人は沢山いることでしょうし、訪問を必要とする人もいるのだとは思いますが、よく知らない人が突然家に来るのは、やっぱりちょっと不安です。
きちんとサービスへの対価を支払った上で、新生児訪問と同じように事前の日程調整やヒヤリング入力のプロセスをはさんでほしいというのが正直なところです。
闇バイト(強盗)の被害が各地で出ている今、いくら腕章みたいな目印をつけていても、見知らぬ人の突然の訪問を警戒する人は少なくないはずです。
(腕章も社員証も名刺も、いくらでも偽れますからね……)
民生・児童委員について調べるなかで、地域によってはなり手がいないという記述も見られましたが、きちんと対価を払い、共通のルールを定め、かつ(可能な範囲にはなりますが)サービスの受け手の利便性も考慮した上で運用すべきなのではないかと思いました。
おしまい。