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無駄な殺生をしない主義の夫

夫は部屋に入ってきてしまった虫は
どんな種類の虫でも、どんなサイズでも、
必ず生きた状態で外へ逃がしてやります。

よく現れる小型のクモは手でそっと包んで外に放るし、
先日は光に反応してわが家へ迷い込んできてしまったガは虫網を使って捕獲した上で外に出してやっていました。

わたし一人の場合は、コバエであれば「コバエがいなくなるスプレー」を家中にプッシュしてまわり、
サイズの大きい(厚みのある)クモやガはお手上げなので、寝室などに入らぬよう夫が帰宅するまで虫を発見した部屋の戸を開けないようにしておきます。


虫が苦手なわたしも小さくて厚みのない虫はティッシュで掴むことができるのですが、
その後にえいやあ! と勢いでつぶしてしまうことが多く、夫のようにそっと外に出してやるというのができません。


家に迷い込んできた虫と関わる時間を極力減らしたいため、ティッシュでくるんだら考える間もなくつぶしてしまうのです。


無駄な殺生はしたくないからねぇと言いながら虫を外に出してやる夫を見て
徳を積んでいるなぁ……
殺さずに外に返してやるというのを、わたしもやりたいけれどできないんだよなぁ……と思うのでした。


おしまい。

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宮沢早紀
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